「徒然」な日

2002年12月4日
 今日はだるい。言葉も上手くみつからない。創作をするとよくあることだ。全てを注いだ後の脱力感というだろうか。

 テレビで「Fame Academy」という番組をやっている。何人かのオーディションを通過した歌手志望者達が、一つの館に住んで、その生活やレッスンの模様を放送する。そして、一週間に一度、発表ステージ番組が組まれ、一般投票、審査員投票で勝ち抜き、最下位2人は一緒に勉強した仲間達によって選ばれるという容赦ないものだ。そうして、毎週1人ずつ落とされていく。
 何やらどっかの国の番組を色々混ぜ合わせたような企画だが、見ていると感心する。

 気力・体力ともにすごいバイタリティーだ。メニューは歌のレッスン以外にも体力トレーニングや余興が組まれ、しかも始終カメラに映されている。寝室も何も筒抜けの生活。
 スター性を養うためにここまでやるのか。

 だが本当に感心したことは、その表情豊かな生活ぶりだ。屈託のない笑い、しっかりした発言、素直な感性。時折見せる厳しい眼差し。それが彼らの歌いっぷりにそのまま表れている。

 沢山の感情を日々持ち合わすことは、精神的に大変だ。しかし、日々沢山の感情を経験していることは、それだけ自己発信した時に伝えられるものが豊かだ。

 書いている側からだるい…。
 だが心は充分潤った。
 
 頭や口に頼りがちな自分。そういえば、「猫のお茶会」にこういう言葉もあった。

 「本物は綺麗だ。綺麗で気持ちが良い」

 素直な感情に触れている時、気持ちが良い。

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