熱のピークは漸く過ぎて、「本が買えるチャンス」に気力を燃やして1泊2日でロンドンに行ってきました。

 ついでにかねてから見たかったケンジントン宮殿の内部と「ウェディングドレス展」を見に行きました。

 ケンジントン公園内のリスはとても元気。冬眠せずに観光客にナッツをもらってまるまる太り、ナッツをかじる音が聞こえるくらい近くにいても平気です。うう…愛らしい。

 ケンジントン宮殿の中は専用のガイドレコーダー(英語)を聴きながら順路に沿って歩きます。一言で言うと、エリザベスやヴィクトリアの時代それぞれの特徴がはっきりと分かれており、私はヴィクトリア時代が好きなのですが、想像に違わず自然を取り入れた優雅で可愛らしい、エレガントな部屋でした。

 歴代の女王のウェディングドレスはまさに伝統と技術の集結で素晴らしかったです。服飾関係は色んな立場の人達の服も展示してあり、特に男の人の服装は興味深かったです。よくある宮廷の服ですが、…あんなに重ねていたんですねぇ。

 靴などは踵はぺったんこ。土踏まずもなく、爪先は三角形。昔は男の人も外反母趾?と思いました。

 宮殿の後は科学博物館に行きました。そこはありとあらゆる発明の課程が特に18世紀から分かるようにまとめられています。

 偶然、以前日記に「ピクチャレスク・ツアー」で使われていたという「クロード・グラス」を見つけました。掌サイズのセピア色の鏡です。これは、気に入った風景を見つけたら後ろを向き、色鏡の中に「絵」として風景をおさめ、それをスケッチや詩にするという風に使われていました。…手間かけてますね。

 書きたいことは沢山あるけど長ーくなる予感。この辺にしておきます。

 今ここにある現在は、沢山の人間の試行錯誤と努力から積み上げられてきたということを、つくづく実感しました。
 

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