「天秤」

2002年12月18日
 花を買って家中に飾ってまわりました。花を見ていると明るくて優しい気持ちになれますね。

 この何ヶ月かイギリスでもニュースで暗い話が多かったですね。事件とかテロとか。それだけでも心が痛いのに、平気で死体を映すから、衝撃が強すぎてご飯が喉を通らないこともあります。

 ファンタジーを手がけている私も、さすがに仮想でも剣を振るうことが辛くなることがあります。あの光景が脳裏に蘇るから。

 そんなわけで詩的童話要素のゲームを作ろうと勉強中です。「遊ぶ」というか「戯れる」というか。そういう感覚でプレイできるゲームを考えています。媚びるのは嫌なので、「安心できる要素」を考えたい。

 平和ボケしたいわけでもありません。自然な感情の発露をどうやって促すのか、文章と違うので興味があるのです。

 ある程度まとまっているけど、表現するための技術の道のりは長い。まだ未熟だし、気がつかないことが沢山あると思う。勉強中は不言実行が一番だけど、大きな夢としてはやはり音楽にも情景にも感じてもらえる作品ができたらいいな。

 けれど私の心の中には「天秤」がある。創作において「童話」と「修羅」のバランスを司るもの。どちらか片方に長く依存すると心に歪みが生まれる。

 なのでファンタジーから離れることはないのですけどね。

 ただ、「慈しみ」を織り込んでいきたい。

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