お正月。

2003年1月2日
 明けまして、おめでとうございます。

 昨晩の年明けは、一斉に家の360度から花火があがって心底びっくりすると同時に、犬のように家の中の窓をいったりきたりして見入っていました。

 今日は家の仕事だけ。創作はなし。現実だけ見つめる日。

 まあ、ぼんやりと考えることはあります。私は創作する時、大半が夢が基です。長い間、「夢日記」なるものをつけていて、そこからネタを引き出してくる。「夢日記」→漫画→小説と変換することが圧倒的に多い。

 それで、思うこと。小さい頃の夢の方が、「願望」をもとにした夢が多かったと思う。大きくなるにつれ、恋愛だったりファンタジーだったりと変化し、見てる私も「ジャンル」をいつの間にか分類するようになっていた。

 夢が基でない創作は、童話を書く時は現実に対して何かを思った時だけ。ファンタジーを書き始めてからは、世界に存在することを楽しむ作業が増えた。
 そして、ファンタジーに「存在意義」をもたせるようになる。子供から大人の視点に変わるように、ファンタジー世界は広がり、問題を抱えるようになる。

 今でも、「夢日記」がもとの、ジャンル分けされない小説が沢山埋もれている。恐らく、他人が見たら何が言いたいとか、そんなの分からないだろう。突飛な場面展開、不可解な結末のものなんか沢山ある。

 同じ脳内から生まれたもの。これも創作であることに変わりはない。

 今晩はどんな夢を見るだろうか。

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