鳥のこと。

　心が別世界にいるので、今日は書くことが少ない。なので、ペットの思い出。

　飼っていたセキセイインコのことを書きます。合計4羽。「ラッキー」「チッチ」「ピーコ?」「ピーコ?」。

　チッチ以外はいずれもレインボーセキセイ。お腹が綺麗な水色、羽は緑がかっており、顔には大人になると群青色と茶色の（髭）のような点々が現れます。

　頭が黄色いので、羽に顔を埋めて眠っていると、ぽっかりお月様がでたように見えます。

　色んな個性の子がいますが、共通してお喋りで悪戯好き。自分で檻を開けて出てくる子、自分の乗ってる止まり木をかじって一緒に落ちる子、いつの間にか言葉を覚えて笑い声まで真似する子…。菜っ葉入れでサッカーして水入れに突っ込む子。

　ここで書くときりがありませんが、お茶目でドジでいじっぱりです。拗ねると背中を向けてしまい、口をきいてくれなくなりますが、ちらちらと横目で見ている。庭に生えてるハコベをとってくると、たちまち忘れて仲直りします。

　黙ってじっとしてると、何やら考え事してるなあというのが凄い目に出ている。セキセイは3歳くらいの子供の知能はあるらしいです。

　音楽にも好みがあるらしい。どうやら、モーツァルトが大好きで、バッハと下手なピアノが嫌いらしい。嬉しいと一緒に囀り、嫌いだとジージー騒いで邪魔します。

　この子達が一番喜ぶのは晴れた日の水浴びと日光浴。庭いじりをしながら、或いは隣に椅子をおいて一緒に日向ぼっこしながら本を読んでいると、良く響く声で雀達とお話しているようです。雀達が近くに来られるように餌をまいてやったりしていました。

　顔を側に近づけると暖かい小さな息がふーふーかかる。ヒナから育てた時は3時間ごとの餌が眠くて、気がつくとスプーン持ったまま眠ってて、髪をかじられたりしてました…。

　今は鳥雑誌ばかり読んでいるけど、いつかまた飼いたいな。

　小さいけど一生懸命飽きもせずに生きているのが、励まされる。