雲の上。

2003年5月27日
 今日はバンクホリデーだったようです。どうりで、お向かいの新しいアパートの工事屋さんがいないな、と思っていました。薄いカーテンがないために(自分でつけてはいけない)、開けていると、真正面から覗かれるので落ち着きません。

 テレビをつけたら日本の地震の話をやっていました。日本のニュースの映像を映したりして説明していたけれど、こういう時は必ずNHKの映像です。JSTV(NHK衛星放送)がUKにもあるからかな。

 相変わらず、童話を漫画で描く。目が疲れるのでどう頑張っても一日1ページしか進みません。

 文章と漫画だと、色々表現が違うので話の展開が変わってくる。どちらも一長一短ではありますが。
 視覚的な美しさの表現になると、ちょっとした仕草や情景にとても神経を使う。
 小説などの文章だと、これを詩のような言葉を用いて書くことで表現していますが、絵は一コマの中で印象的にいくか写実的にいくかで迷うことがあります。
 
 ふぅ。鉛筆で描いている時は自然に進むのにな。

 童話の感性を解き放つと、色々なものが目に入ってくる。洗剤の泡が描く虹色のドームの世界や、しゃんとしたバラの花弁がティーカップに見えたりする。夕暮れの空を並んで飛ぶカモ達の行方を思うだけで物語を感じる。

 そしてわけもなく、穏やかで思慮深い、鮮やかな空色に感動をする。

 言葉で語りだすと、また小説を書きたくなります。

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