旅日記5:〜アランデル・家路〜
2003年6月16日 今日は気合を入れてアランデル(Arundel)へ出発。グリンステッドのインフォメーションでパンフレットを見てから、立ち寄ることにしました。
アランデルは現役の伯爵城です。1067年にウィリアム征服王の家臣であったRoger de Montgomeryによって建てられ、以来ノーフォーク候として900年以上続いています。
駅を降りて見回せば、城に向かって牧草地、農地、宿、橋を渡って町、丘になって城門、森、堀に跳ね橋で城、と完璧な構図。物語にでも出てくるような、中世そのままの町でした。
まずは川辺のカフェでサンドイッチ。白鳥や鴨が群がっていた。
城は要塞城というより優雅な感じ。城内はとても立派で、昔からかなりの富と力があったようです。ヴィクトリア女王等も滞在しており、その準備には2年もかけて部屋等を作らせたそうです。現役の城ということで、城内の所々には現伯爵と家族の写真等が飾ってありました。
城主が続いているだけあって、装飾や調度品もよく残っています。武器や鎧も沢山あった。廊下には歴代の城主の肖像画が飾られ、図書室も充実していて、とにかく、目を見張るばかりの美しさ。宮殿よりもきらびやかでない印象が良いです。教会、食堂、宴会場、使用人スペース、調理場と、一通り見学して城内のティールームで一休み。シナモンアップルのケーキが美味しかった。
外に出てThe Keep(天守閣)に上りました。これを目にするまでは良く分かっていなかったのですが、巨大な円形状の天守閣の真ん中には倉庫がありました(戦争時には武器や弾薬庫)。円の周囲をぐるりと歩くのですが、かつて大砲や矢を番えたであろうところには、木窓があるんですね(自分から攻撃する時以外は敵の攻撃を防ぐため)。
眺めはとても良かったです。
城内のお土産売り場で小冊子の本を買いました。「使用人の歴史」「英国の城の構造」「地方の使用人と主の生活」「王室の宮殿」。ほくほく。頑張って読もう。
旅の名残を惜しみつつ、家路に。電車が例の如く遅れに遅れてコルチェスターに着いたのは夜の10時過ぎでした。
とても実り多い旅でした。
そして、ばたんきゅー。
アランデルは現役の伯爵城です。1067年にウィリアム征服王の家臣であったRoger de Montgomeryによって建てられ、以来ノーフォーク候として900年以上続いています。
駅を降りて見回せば、城に向かって牧草地、農地、宿、橋を渡って町、丘になって城門、森、堀に跳ね橋で城、と完璧な構図。物語にでも出てくるような、中世そのままの町でした。
まずは川辺のカフェでサンドイッチ。白鳥や鴨が群がっていた。
城は要塞城というより優雅な感じ。城内はとても立派で、昔からかなりの富と力があったようです。ヴィクトリア女王等も滞在しており、その準備には2年もかけて部屋等を作らせたそうです。現役の城ということで、城内の所々には現伯爵と家族の写真等が飾ってありました。
城主が続いているだけあって、装飾や調度品もよく残っています。武器や鎧も沢山あった。廊下には歴代の城主の肖像画が飾られ、図書室も充実していて、とにかく、目を見張るばかりの美しさ。宮殿よりもきらびやかでない印象が良いです。教会、食堂、宴会場、使用人スペース、調理場と、一通り見学して城内のティールームで一休み。シナモンアップルのケーキが美味しかった。
外に出てThe Keep(天守閣)に上りました。これを目にするまでは良く分かっていなかったのですが、巨大な円形状の天守閣の真ん中には倉庫がありました(戦争時には武器や弾薬庫)。円の周囲をぐるりと歩くのですが、かつて大砲や矢を番えたであろうところには、木窓があるんですね(自分から攻撃する時以外は敵の攻撃を防ぐため)。
眺めはとても良かったです。
城内のお土産売り場で小冊子の本を買いました。「使用人の歴史」「英国の城の構造」「地方の使用人と主の生活」「王室の宮殿」。ほくほく。頑張って読もう。
旅の名残を惜しみつつ、家路に。電車が例の如く遅れに遅れてコルチェスターに着いたのは夜の10時過ぎでした。
とても実り多い旅でした。
そして、ばたんきゅー。
コメント