UKHistoryという歴史専門チャンネルでヴィクトリア時代の特集を見ました。

 改めて見るとこの頃の発明って凄い。エスカレーター、エレベーター、回転ドア、自転車、水力で橋を動かす装置、ガスによるスポットライトetc.。

 水力発電を取り入れた屋敷というのも残っていて、電話から非常用アラームまで全て水力発電で動くなんて不思議。
 ピア(桟橋)の上にある遊園地のジェットコースターとか、実はヴィクトリア時代からそんな風に遊んでいたのですね。

 産業革命の時代。空気の汚れきったロンドンからカントリーサイドへと目を向け始め、巨大な館型の工場を建てて、従業員のために800棟の住宅を用意し、果ては学校から教会から店までパブ以外の全てを揃えた町を築いていく。いつか電車の車窓からちらりと見ましたが、一種独特の雰囲気をもっています。

 しかし、レジャーの話は面白かったです。健康志向は昔からそうだけど、「オゾンは体に良い。海から漂う海藻の香りはオゾンに似ている=海に行って香りをかげば健康になれる。」と信じてこぞって海岸に遊びに行ったとは。しかも、「海は冷たければ冷たい程体に良い。とか言って裸で海水浴をしたといいます。もちろん、体に良いというのは迷信です。心臓に悪そう。

 伝統的に午前10時きっかりに発車する、フライング・スコットマンが引くプルマンの車両はとても格好良い。化粧室の床などは芸術的なモザイクがはめ込んである。豪華な食堂車もとても素敵。一度は乗ってみたいな。

 この時代は見ているだけでわくわくします。
 

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