回想。

2003年8月18日
 イギリスの獣医師の自伝を読んでいました。もうとうに亡くなってしまった人の話だけれども、その文面からはとても生きる力を感じます。自身も小児マヒをわずらいながら、戦時中は沢山の動物を預かり、爆撃で大破した家の瓦礫の中から動物を助け、主人のいなくなった動物達の面倒をみ……。その数は犬だけでも軽く200頭を越えるという。自宅だけでなく、手紙を通して世界中の動物も診てきたそうです。
 そしてサプリメントというものを作った人でもあります。

 父から薦められて読んだのですが、実にユニークで、驚きに満ちている本だと思います。
 リアルな歴史を知ることが出来る良い機会にもなりました。

 そして心の中では、11年連れ添ったインコのことが、つい昨日のように思い出されるのです。耳にあのピーコの「遊ぼうよ!鳥の鳴き方を教えてあげる」という元気な口笛が聞こえてきそうです。インコは遊びを覚えるとすぐに応用する。人間の口笛を教えてあげたら、鳥ならではの高音を出して「どっちが高く吹ける(鳴ける)か競おう」とか、反対に鳥の鳴き声を教えようとしてくる。11年というと人間の歳では96歳。頑張ったね、ピーちゃん。

 この本を読んだら、いつかはまた家族が欲しいなと思いました。
 

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