それでも。

2004年2月18日 日常
 お約束通り左神経を使った反動の激痛に転げまわり、布団カメさんになっていました。
 それでも、スランプ時の自分よりかはましだと思う。

 「夢は原石でしかないから、後は君次第だね。」
 当たり前だけれど、プレシャーを帯びた相方の言葉。昔から、何かしら創作でハイになっていると冷静な一撃をくれます。
 しかし、夢で見たものを実際に人に伝えるのは結構難しいことだと気づきました。特に神秘なものになると、夢見ないファンタジーあまり読まない人に伝えるのは結構大変。本人にしてみれば「だって見たもん」ということになりますが、彼に言わせれば「筋道が説明しきれないうちは詐欺な存在」らしいです。
 夢は神秘な感触しか残してくれない。謎かけのように。

 近年相方によく言われる言葉は、「苦しみが足りない」、と。
 だから後一線が越えられない、と。
 相方は仕事と趣味をもくもくとこなす人なので何も言い訳できないです……。
 
 絵に描いたような虚弱に転落しつつあるけれど(外出も食事も殆ど出来なくなった)、それでも心の中に潜む世界がまだそこにあることを、夢が教えてくれた。
 だから少しずつでも、進んで行こうかと思います。
 海外にいる間に少し渇いてしまった感情の豊かさに目を向け、もっと繊細な言葉を増やしていきたい。それには、自分自身がもっと繊細でなければ……。

 そうして「希望」をもって生きることが、また元気になる道標のような気がします。
 

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