目を開ければ。

2004年3月9日 趣味
 とある眼科で検査したところ、活字酔いの原因は「老眼」だとか言われました。生まれつき遠視なのは分かるけれど、ちょっと待って、まだ二十代ですよ?!海外の仄暗い間接照明暮らしがそうさせたのか、年末の風邪で寝てばかり生活の結果か、ブルー。
 先生「まあまあ、そのうち年取ったらもっと本とかテレビとか見えにくくなるだろうけど、遠くの富士山だけはいつまでも美しく見えますよ」
 ……先生、美しくまとめられても嬉しくありません(TT)。
 眼鏡をかけたら楽になるのでしょうけど、老眼鏡だけはまだ待って、それだけはまだいやー。
 なので、目を鍛えようかと思っております。

 本というと、相性の良い本というのは最初の一行でぴんとくるものが多いです。実家にいる間に父の書斎で見つけたルナールの「博物誌」もそんな本です。ルナールといえば「にんじん」で知られる人ですが、この博物誌はかのラヴェルもここから数曲作り上げただけあってとても絵画的・音楽的な要素を含んでいると思います。その内容はピアノの小作品集のように、それぞれリアリティがありながらドラマチックな展開を小説のような描写で書き綴っている。表現はとても瑞々しく、いかにも人間の感性で生き物が描かれている。だが想像の産物ではなく、これはあくまでもリアルな描写なのです。

 春のお陰か、食欲も外出も楽になってきました。自然治癒力で痺れも治ったらいいのにな。
 筆ペンで頼まれていたモモちゃん(ももんが)のイラストをぼちぼちと描く。モデルの写真を見るたび悩殺の嵐でした。寄り添う3匹のモモちゃん、か、かわいすぎる……。

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