休暇中。

2004年3月29日 樹羅の囁き
 ……もう、二度と内視鏡は飲まないって誓ったのに〜。
 あの短時間で写真撮れた先生も凄いと思う。喉に親指を突っ込まれたような感触が抜けません。

 白粥と野菜スープの日々。けれど窓の外は眩しい程の桜。春の陽気で心が温かくなります。

 温かいといえばヒナの里親さんで良い出会いがあったことです。今日ほどネットの存在に感謝したことはないと思います。幸せになるんだぞ、ルル(ヒナの名)。早く風切り羽が生えてくるといいね。

 全員集合してくれた家族のみんなにはこの場で感謝します。皆のお陰で目だけは食欲を取り戻してくれました。目の前で皆美味しそうなものばっかり食べるんだもん、うっうっ……。

 程よく麻酔が抜けないことだし、春だし、気楽に神経をほぐすことにしましょう。転がってメルヘンの少女漫画を読んでいたら、枠や型がないのもいいなと思いました。背景がUKを参考にしているらしく、懐かしかった。

 樹羅も今日は涼しげに葉を揺らしています。

 「両手に、強い光を。
 闇が目に沁みる時がきた。
 光の柔らかさに抱かれ、体の中から力を呼び覚まそう。

 何故、不幸を語る。
 何故、勇気を欲しがる。
 何故、刹那を求める。
 何故、力を知りたがる。
 何故、感情を高ぶらせる。
 何故、生きることを感じたがる。

 指先に風を感じる。
 春の来る方から……。」

 目を開ければそこいら中が生きる輝きに満ちている。
 それはどんな光よりも眩しい。

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