UKと…。 

2007年10月4日 音楽
 UKのBBC RADIO1を深夜、たらたらと聞きながら、ぼんやりする。
 思えばこの習慣は、中学生の頃からあんまり変わっていない。
 あの頃は、フランスで、Energyの音楽チャンネルを、録音しながらかけ流して、適当に宿題etc.をしていたっけ。

 何はともあれ、BBC1は開局40周年のムードに包まれている。
 久しぶりに聞いたけれど、つくづく、10分間としたら、日本語の4倍は喋っているのではなかろうか。
 
 シングルチャートを聞いていて、今頃ipod nanoの歌が誰だったとか、ハイスクールミュージカル2はこんな歌なのかと、割とどうでもいいことを頭でキャッチしながら聞いていました。
 2位に食い込んでいる、Shayne Wardは結構好きで、アルバムも買っていますが、シングルも良かったのでamazonでチェックしたら、既に在庫無し。私もトロいなぁ…。

 ラジオはただのシングルチャートだけでなく、時代を遡って曲を挟んでくるのですが、80年代辺りを聞くと、本当にあの時代の音楽はどこへ行きたかったのだろうと、今更ながら考えてしまう。シンセとか、プロモの技術とか、新しい音源や技法で世の中の雰囲気もあって前向きな姿勢もあったけれど、…結局はいつも通り、時代の大量生産で幕を閉じた。ただ、今聞くと「これは80年代」という香りを残して…。
 それでも、確実に自分の音楽を掴んで、確たるカラーをもって進んだ実力派も育っていった。

 音楽はいつも進化と過去への学びを繰り返すと思う。
 だから、限られたジャンルの中での未来を特に憂えることもないのですが…。

 最新チャートを聞いていて、再認識したのは、声が綺麗とか、歌が上手いとか、音楽的に面白いとか、その辺は「楽しい」し好きだけれども、最後に胸を打つのは、「音楽魂」があるかということ。
 電話でラジオ番組と話していたリスナーの、最後のリクエストが、人気ランク10位以内の曲ではなくて、30位代のものでした。
 盛り上がっている、場の雰囲気として、人気のある曲を選ばないのかなと思いましたが…。

 これが聞いてみて、実に40周年に相応しい、じっくりとした、ソウルフルな音楽でした。リスナーは、ちゃんと良い曲を分かっている。
 
 一時、本当にブラック系が猛威を振るっていたUkチャートだったけれど、ほどよくバランスがとれてきた。Shayneは今も素敵だけれど、もっと練れてくることを期待しています。
 とりあえず、…amazon以外で、シングルを探そうっと。

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