先日、写真の整理をしていたら、ウィンダミア旅行の写真が出てきました。

 写っているのは、食堂で微笑む婦人と私達…。

 ウィンダミアに着いて早々に、ホテルの手違いで他の日本人観光客とダブルブッキングをされてしまったのでした。知り合いのホテルに急いで連絡をしてくれましたが、そのときは満室でどうしようかと話していたところ…。

 オーナーのご婦人が出て来て丁寧に謝られながら、「隣に私の家があるのだけど、二階に息子夫婦の部屋があるの。そこで良かったら、泊まりませんか?」と合い鍵を渡してくれたのです。
 私達は途方に暮れていたので、快く泊めてもらうことにしました。

 二階は広いベッドルームとバスルームがありました。
 青いペンキで塗られた家具は、すべて息子さんの手作りだそうです。
  
 翌朝は、その家の食堂で朝食をいただきました。
 オーナーのご婦人は気さくで明るい人で、「ここは冬は寒いの。でも、他に住むなんて考えられないのよ。私達はこの地を愛しているのよ」と、とても熱く語ってくれました。
 私達は、快適に過ごせたことにお礼を述べて、気持ちよく旅を続けました。
 歴史・文化・自然と触れ合う、素敵な旅でした。
 
 旅のハプニングは、そのときは「どうなるだろう?」とドキドキしますが、時が過ぎるととても懐かしくなります。

 ベアトリクス・ポターの家を訪ねた後、近くのお店でスコーンを食べていると、庭にロビンがたくさん遊びに来ました。
 水場で遊び、厨房の窓から直接ラブコールを送っている姿はとても愛らしくて、微笑ましい情景でした。

 そんな、小さな出来事まで思い起こさせてくれる一枚…。

 写真ていいな、としみじみ思いました。

コメント

Mimi
2009年9月10日8:09

☆milkさん

ありがとう。ウインダミアのお話を聞かせていただいて、とってもうれしいです。
乗換え入れても、電車で40分。数は少ないですが直通もあると言うほどの地元なんです。
ウインダミアを、ベアトリクス・ポターの家のそばの道とか、milkさんも歩かれたんだと思うと、胸がぽかぽか温かくなりました。この次、あのあたりを歩く時は、きっと気分が違うはず。

おだいじに、ゆっくり…ね。

milk
2009年9月10日10:25

Mimiさん☆

写真の日付が偶然にも9月10日になっていて、懐かしくなってしまいました。
ウィンダミアの旅は、まさに「命の洗濯」というくらいに心身共に癒されました。
あの美しい場所に、いつでもお出かけに行ける距離にお住まいだなんてとても羨ましいです☆
私も、あの空気をMimiさんはよく知っていらっしゃるのだと思うと、ポターの畑や、行く道の清々しさがとても生き生きと思い出されてきて、嬉しくなりました。

ありがとうございます。熱から早く抜け出せるといいのですが…。
Mimiさんも、体にお気をつけてお過ごしくださいね。

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