紅の時。

2009年11月9日 日常
 紅の葉が一枚、小舟のように小川を流れていきます。

 風は柳の枝を柔らかに揺らし、落ち葉が乾いた音をたてる…。

 紅のなか、日に日に黄金の輝きを増す銀杏の樹…。

 川辺では、スミレ達が華やかな彩りのドレスを咲かせています。

 水鳥たちも衣替え。端でアルハンブラを奏でる人の、ギターの調べに穏やかに寛いでいました。

 冬の始まりは、色彩と音に満ちて心潤されます。

 その、川の欄干に佇む人…。

 おばさんが優しく背中に語りかけています。
 背負っているのは、…大きなコリー犬。

 少し重そうでしたが、温かそうな、ほのぼのとした光景でした。

  ・青菜わーるど・

 苺は花の季節。ランナをとってあげたら、見込み通り元株に花が咲きました。
 早速、油かすを添えてあげました。
 可憐な白い花とふかふかの黄色いおしべ。
 こんな形のクッションに座って、日光浴したら気持ちよさそう…。

  ・ドール・

 試行錯誤に時間を費やしています。編み物や簡単なルームウェア、ドレス…。
 やっぱり信条は、『slowly but steady』。
 今は、想像力の豊かさを広げることに、日々、アンテナを向けています。
  

 時には、言葉のない日を過ごす。

 時には、ただ素直に感じる日を過ごす。

 ただ見つめ、ただ耳を澄まし…。

 目に映るもの、出会うもの、一日ごとに識るものを積み重ねていく…。

 創られていく絵の具の色。

 私だけの色…。

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