ひといき。

　編みあがったベストを休日のうちに宅配便で送って、ほっと一息。

　永遠とも思われるような、繰り返しの作業はなかなかの運動になりましたが、羊毛の柔らかさと温かさは手に優しいので、仕上げた後も幸せな気分になります。

　今朝方に、「届いたわよ～。ありがとう」のお電話をもらって、そのまま両親が家を訪ねて来ました。
　母の手作りの、味のしみこんだ、肉じゃがと切り昆布の煮物をお昼に頂きました。
　幾つになっても、お里の味は懐かしくて、最近はその味を引き継いでいきたいな…と心から思うようになりました。
　お土産の、神戸屋の牛タンコロッケも美味しかった…。

　食卓の記憶が、お里の料理に隠し味を添えてくれます…。

　　・青菜わーるど・

　熟した苺が、早起きな小鳥の朝食になりました。
　負けた…。
　でも、彼らは果実ハンターなので、きっと美味しくできたのでしょう。
　
　カニサボテンを調べていたら、実はシャコバサボテンだということが判明しました（基本的なことを完全に見逃していました）。
　お世話の方法は同じということです。
　一週間前から室内に入れたのが良かったらしく、艶がでてきました。
　寒帯性でも、５℃が限界で、真冬の外は厳しいようです。
　冬場は一ヶ月に３回程度の水やりで良いそう。
　原種が砂漠育ちではなく、森林や岩場に生息しているものと知りました。
　
　様々な条件の植物が、同じ場所に集まって季節を越している…。
　その生長には興味が尽きません。

　　・ドール・

　余り毛糸でドール用のセーターを編もうかな…。
　糸もそんなに細くはないので、３時間程度で仕上がってしまいます。　
　これに比べると、人間用は迫力があるな…としみじみ感じてみたり…。

　
　成し遂げる心地良さ…。

　思いを込める、という楽しさ…。

　役に立てる、という嬉しさ…。

　そして、充実した向上心。

　植物にも、人にも、

　私は支え・支えられているのだと思う…。