美女と野獣。

2010年9月5日 趣味
 昨日は、大井町の四季劇場「夏」へ「美女と野獣」を観に行きました。
 劇場は満席、家族連れも多く、内容もお気楽に楽しめました。

 私は二度目で前回は大分前に観ましたが、…歳をとって視点が変わったのか、
 演出が変わったのでしょうか…?
 …「人間でいるのは素晴らしい」テーマが全面に押し出され、野獣とガストンの「野獣的」「人情的」な性格が次第にはっきりと入れ替わる様やヒロインとの心の絆は速い展開で流されていました。
 どうしても、物に変えられる侍従達の心情の方が前に出てしまっていました。

 私にとっては、ディズニー映画になった時点でもともと突っ込みどころが多いので、純粋にショーを楽しむ気持ちで観ると気分転換になります。
 四季らしい軽業や、流れるような舞台装置の展開はさすがです。

 「美女と野獣」というと、ジャン・コクトーの映画が印象的です。

 …うーん、もうひとつ残念なのは、…開演中、ずっと喋っていた女性の二人組でした。四季のファンらしく、この演目も何度か通っているようで、演技中の失敗をめざとく見つけては「あ~あ、やっちゃったわねえ!」とか、「ドレスの靴が見えたわ!あれは…」と解説を始めたり…。褒めるときも興奮して「凄いわあ!×4回」…。耳にはいると、現実に引き戻されてしまいます。
 終わった後や休憩時間に語り合うのなら良いと思うのですが…。
 だけど、「カーテンコールはいつも5回なのよね~」という言葉通りに5回幕が上がった時には思わずくすりとしてしまいました。


 帰り道、丸の内ブリックスクエアの牛タンの「喜助」で夕食をした後、東京国際フォーラムを通りががると、折しも東京ジャズフェスティバルの最中でした。
 中庭に屋台が並び、野外演奏のステージも開設されて、しっとりとした良い雰囲気です。来年こそはチケットをとって行きたいな…。
  
 
 夢の見方は次第に変わる…。

 そんな切なさと、新しい出会いのあった時間でした。

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