自然公園への散歩道は松葉の絨毯が一面に敷き詰められています。

 トンボの姿は見かけなくなってしまって、蝉がまだないている。

 2羽のカラスが木陰で羽繕いをし合いながら、片方がしきりに話して、もう片方は聞き役なのか相づち程度の返事をかえす…。
 スズメも町に帰ってきた。ねぐらは川辺の木立。
 渡りの鳥たちは日に顔ぶれが変わっていく…。

 ここは、人時間から離れた場所。
 歴史はそんなに深くない鳥の聖地だから、樹齢何百年の大木は無く、ウサギやリスが住んでもいないけれど、人々は休日にバーベキューや川遊びに自然へお邪魔するようなところ。本屋も服屋もない、静かな町…。

 人の営みが賑わう町が、時々少し、恋しくもなります…。
 
 久々に町を散歩していたら、堤防跡の記念碑を見つけました。
 昔は遠浅の海が広がり、シジミやアサリが採れて潮干狩りの人々で賑わっていたそう。度重なる台風の被害や、環境汚染でいつしか海は汚れのたまり場となり、やむなく潰したのだそう。…海側の方が今や水害に安全な高地なのは皮肉なこと。

 潮干狩りの遠浅な海が、森と沼の野鳥の聖地に生まれ変わる…。
 「自然」について考えてしまいます。


 久しぶりに、お洋服をお買い物。
 椿屋のアイスコーヒーに芯から癒されて、その晩はオクでドールの
 良いお買い物☆。

 …そして、5度目の熱中症…。

 手厳しい自然の気候には、人は人の文明が必要不可欠なのです…。
 ああ、寝室以外に冷房が取り付けられる家に住みたい~…。

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