壁の…。

2009年6月5日 樹羅の囁き
 収穫したてのミニ大根を食べてみる。
 ラディッシュよりも辛みがなくて、甘くて、瑞々しかった。
 混じりけなしの元気が、体に染みてくるようでした。

 ・樹羅の囁き・

 自分の歩の早さで進もう、そう思っていても、そうできないときもある。
 そうするべきでないときと、そういう気持ちにのれないとき。
 歯車が軋むときと、…歯車が見つからないとき。

 泡をつかむような気分で、時が過ぎてしまうときがある。
 
 無気力と張りつめた意識の狭間に浮いてしまうときがある。

 揺るぎないものにしがみつくのも、時を穏やかに流すのも虚しいこともある。

 乗り越える力は空元気でもなくて、立ち止まることでもなくて…。

 「私」から離れると、「私」が見えてくる。

 ホワイトアウトした心があっても、生命のエネルギーを使っている私がいる。

 時空線の糸は容赦なく絡まってきて、私の心を縛る。

 それでも、それを全て「根」に変えていく力がある。
 
 そうして蓄えられた力がまた、「歯車」を作り出す。

 突き当たった壁すらも、巨大な「歯車」に変えていく。

 未来へと私を動かしていく…。
 

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