犬が背中を壁につけて、床にお尻をつけ、両脚を投げ出して座る姿−ずっと、漫画表現だと思っていました。
本当にやるんですね。猫はやりますよね。
UKの古本屋で見つけた、ドール服の雑誌を広げると、そこにはお洒落着の歴史と、幅の広さを思い出させられる。
ドール服は、割と、大雑把に中世風、カントリー風、宮廷風、ファンタジー風と、ゴシック風、中華風と、分けられている感がありますが…。
UK風に、エドワーディアンとか、ジョージアン、ヴィクトリアンなどと分けられるのも、また新鮮な感じがしました。
日常服でも、階級によって細かくファッションも違う。
時には、歴史の匂いがする服もいいかも。
雑誌にレシピが載っているのも、本当の洋裁の本みたいで、またお洒落でした。
つい最近、ヴィクトリア女王の映画を観たのですが、UK制作でなかったら王室に怒られそうな、スキャンダラスな内容でした。
また、細かな歴史背景が当然のように盛り込まれていて、見ている方は確実にその時代の予習が必要な雰囲気。
資本主義が確実に力をつけていく様子が、何の前触れもなく議会模様で展開されるので、頭で年号を割り出さないといけない。
裏話という程でもないけれど、ヴィクトリア女王の息子の、美しい嫁の首に手術後があって、それを三連の真珠で隠していたところ、お洒落がブームになってしまったエピソードなんかもありますが…。そんな場面すら、食事中にただ一人、黄色いショールをかけている人がいて、黙々と食べていたヴィクトリア女王が、最後に席を立つとき、「ショールが素敵ね」という一言に集約されていたりする。ただ見ていると、褒めているのか、皮肉なのか、分かりづらい。
ただ、さすがと思うのは、階級や出身地の英語の使い分け。
一つのお城で様々な英語が飛び交っていたのが、一目で分かる。他の映画でも、主、貴族、侍従、厩、下町くらいの区別はあるけれど、…この映画は更に細かかった。会話のマナーもかなり細かい差があって、恐らく、UKの人ならば、これを見ただけでその人のデータが割り出せるのではないだろうか。
一つ、意外な発見がありました。
それは、UKにいるとき、ヴィクトリア女王についての、ドキュメンタリーを見たのですが…。
それと今回の映画では、微妙にイメージが違っていました。
ドキュメンタリーは、上品ではかなげで一途で、エレガントなイメージを押し出していました。
今回の映画は、かつて私が見たロミー・シュナイダー主演の、ヴィクトリア女王の映画と、性格がやや似ていました。
気が強く、思い立ったら即実行。パーティがあろうと外に飛び出し、そのまま出かけてしまう。
スキャンダルになる相手役の馬の世話係の性格も、ずけずけと率直に飾らずに物を言い、ヴィクトリア女王を引っ張っていくところが、…前映画におけるアルバートの性格に近い。
実像は、その時代の人のみぞ知る、ですが、多角的に情報を見ることで、また面白さが拡がります。
きっと、ベアトリクス・ポターも、ピーター・ラビットでイメージが終わっている人がいるのではないでしょうか。
羊の品種改良とか、意外と知らない人もいるかも知れませんね。
物語でそんなリアリティがもっと作り込めたら、楽しいでしょうね。「北の国から」を創った人も、表には出ないデータを作り込んでいるそうですね。
人間は、深くて、意外で、思いがけない方が、面白い。
…犬のポーズは、本当、驚きましたけど。
インコも逆上がりとかするから、動物は本当、…意外の連続です。
本当にやるんですね。猫はやりますよね。
UKの古本屋で見つけた、ドール服の雑誌を広げると、そこにはお洒落着の歴史と、幅の広さを思い出させられる。
ドール服は、割と、大雑把に中世風、カントリー風、宮廷風、ファンタジー風と、ゴシック風、中華風と、分けられている感がありますが…。
UK風に、エドワーディアンとか、ジョージアン、ヴィクトリアンなどと分けられるのも、また新鮮な感じがしました。
日常服でも、階級によって細かくファッションも違う。
時には、歴史の匂いがする服もいいかも。
雑誌にレシピが載っているのも、本当の洋裁の本みたいで、またお洒落でした。
つい最近、ヴィクトリア女王の映画を観たのですが、UK制作でなかったら王室に怒られそうな、スキャンダラスな内容でした。
また、細かな歴史背景が当然のように盛り込まれていて、見ている方は確実にその時代の予習が必要な雰囲気。
資本主義が確実に力をつけていく様子が、何の前触れもなく議会模様で展開されるので、頭で年号を割り出さないといけない。
裏話という程でもないけれど、ヴィクトリア女王の息子の、美しい嫁の首に手術後があって、それを三連の真珠で隠していたところ、お洒落がブームになってしまったエピソードなんかもありますが…。そんな場面すら、食事中にただ一人、黄色いショールをかけている人がいて、黙々と食べていたヴィクトリア女王が、最後に席を立つとき、「ショールが素敵ね」という一言に集約されていたりする。ただ見ていると、褒めているのか、皮肉なのか、分かりづらい。
ただ、さすがと思うのは、階級や出身地の英語の使い分け。
一つのお城で様々な英語が飛び交っていたのが、一目で分かる。他の映画でも、主、貴族、侍従、厩、下町くらいの区別はあるけれど、…この映画は更に細かかった。会話のマナーもかなり細かい差があって、恐らく、UKの人ならば、これを見ただけでその人のデータが割り出せるのではないだろうか。
一つ、意外な発見がありました。
それは、UKにいるとき、ヴィクトリア女王についての、ドキュメンタリーを見たのですが…。
それと今回の映画では、微妙にイメージが違っていました。
ドキュメンタリーは、上品ではかなげで一途で、エレガントなイメージを押し出していました。
今回の映画は、かつて私が見たロミー・シュナイダー主演の、ヴィクトリア女王の映画と、性格がやや似ていました。
気が強く、思い立ったら即実行。パーティがあろうと外に飛び出し、そのまま出かけてしまう。
スキャンダルになる相手役の馬の世話係の性格も、ずけずけと率直に飾らずに物を言い、ヴィクトリア女王を引っ張っていくところが、…前映画におけるアルバートの性格に近い。
実像は、その時代の人のみぞ知る、ですが、多角的に情報を見ることで、また面白さが拡がります。
きっと、ベアトリクス・ポターも、ピーター・ラビットでイメージが終わっている人がいるのではないでしょうか。
羊の品種改良とか、意外と知らない人もいるかも知れませんね。
物語でそんなリアリティがもっと作り込めたら、楽しいでしょうね。「北の国から」を創った人も、表には出ないデータを作り込んでいるそうですね。
人間は、深くて、意外で、思いがけない方が、面白い。
…犬のポーズは、本当、驚きましたけど。
インコも逆上がりとかするから、動物は本当、…意外の連続です。