・樹羅の囁き・
お気に入りの青いタンブラーに珈琲を入れて…。
それなりに、幸せ…。
それなりに、痛んで、
明日にはまた、新しい気力。
分からないことは、どうしよう?
樹羅が笑う…、
『答えは新しいあなたの“目”の中に』
…でも今の私は、あの頃を分かっているのだろうか…。
濃くなる何かと、
薄らぐ何か…。
…知らない私は、何かを分かっているのかも知れない…。
お気に入りの青いタンブラーに珈琲を入れて…。
それなりに、幸せ…。
それなりに、痛んで、
明日にはまた、新しい気力。
分からないことは、どうしよう?
樹羅が笑う…、
『答えは新しいあなたの“目”の中に』
…でも今の私は、あの頃を分かっているのだろうか…。
濃くなる何かと、
薄らぐ何か…。
…知らない私は、何かを分かっているのかも知れない…。
・樹羅の囁き・
今日の終わりには どんな形になるでしょう…。
柔らかな光の欠片…、
夕暮れに立ち上がる影…、
掌から零れた温もり…、
誰かにかけた大切な言葉達…、
大好きな人の眼差し…、
音もなく舞い散る枯れ葉…、
心を駆け抜けた幼い頃の風…、
弾かれた隙間に、樹羅はわらう…。
『作り出されたのは、あなたの“心の形”…。
しなやかに、終わりを思わず、幾通りもの自分を信じて…』
毎晩、たくさんの欠片が『私』になる…。
今日の終わりには どんな形になるでしょう…。
柔らかな光の欠片…、
夕暮れに立ち上がる影…、
掌から零れた温もり…、
誰かにかけた大切な言葉達…、
大好きな人の眼差し…、
音もなく舞い散る枯れ葉…、
心を駆け抜けた幼い頃の風…、
弾かれた隙間に、樹羅はわらう…。
『作り出されたのは、あなたの“心の形”…。
しなやかに、終わりを思わず、幾通りもの自分を信じて…』
毎晩、たくさんの欠片が『私』になる…。
・樹羅の囁き・
“新しいことをすると、運が開ける”と、どこかで読みました。
気分転換よりも更に前向きな発想にあやかろうと、アンテナを広げてみました。
新しい料理…、新しいドール服…、新しい野菜を育てること…etc.。
アクティブ、というよりポジティブな発想力。
好奇心のある困難は、強い飢えと集中力を生み出してくれる。
大きな壁の前で立ち止まることも出来て、
…深く呼吸をして、待つこと。
そんな風に辛抱強くなれることで、壁は道へと姿を変える…。
樹羅は囁く…、
『…あなたの気持ちが、あの人の道標なのですよ…』
この胸の輝きが、あの人を照らしますように…。
“新しいことをすると、運が開ける”と、どこかで読みました。
気分転換よりも更に前向きな発想にあやかろうと、アンテナを広げてみました。
新しい料理…、新しいドール服…、新しい野菜を育てること…etc.。
アクティブ、というよりポジティブな発想力。
好奇心のある困難は、強い飢えと集中力を生み出してくれる。
大きな壁の前で立ち止まることも出来て、
…深く呼吸をして、待つこと。
そんな風に辛抱強くなれることで、壁は道へと姿を変える…。
樹羅は囁く…、
『…あなたの気持ちが、あの人の道標なのですよ…』
この胸の輝きが、あの人を照らしますように…。
・樹羅の囁き・
朝は、元気。
夜は…しんみり。
草原と砂漠の丘を越えていく、果てしない旅…。
優しい言霊を瓶に詰めて、
星のない夜を照らして歩こう…。
羽根を休めるときは、少しくらい『寂しい』と呟いてもいいから…。
柔らかな風が吹く頃には、…壊れそうな心を固めていた冷たい石壁が、
夜明けと共に、さらさらと、砂となって消えていくから…。
朝は、元気。
夜は…しんみり。
草原と砂漠の丘を越えていく、果てしない旅…。
優しい言霊を瓶に詰めて、
星のない夜を照らして歩こう…。
羽根を休めるときは、少しくらい『寂しい』と呟いてもいいから…。
柔らかな風が吹く頃には、…壊れそうな心を固めていた冷たい石壁が、
夜明けと共に、さらさらと、砂となって消えていくから…。
・樹羅の囁き・
彼からの電話で、目が覚める朝…。
すれ違う、月と太陽の語り合い…。
まるで、遠距離だったあの頃に戻ったようで、こそばゆい…。
一人の朝。
いれたてのお茶と、新しい創作。
手つかずの本、編みかけのクロス…。
ドールと、植物…。
いつもと同じ風景だけれど、
私の中にある『想い』が目を覚ます…。
心に眠る、あの場所へ…。
築かれた殻を脱ぎ捨てて、
何もない、白いままの心で…。
時に追われて、
鮮やかで華いだ、
海のように深く沈む、
幾千ものベールの向こうへ…。
幼子でもない、
少女でもない、
娘でもない、
大人でもない、
あの場所へ…。
『私』の翼を手に、あの『想いの泉』へ…。
彼からの電話で、目が覚める朝…。
すれ違う、月と太陽の語り合い…。
まるで、遠距離だったあの頃に戻ったようで、こそばゆい…。
一人の朝。
いれたてのお茶と、新しい創作。
手つかずの本、編みかけのクロス…。
ドールと、植物…。
いつもと同じ風景だけれど、
私の中にある『想い』が目を覚ます…。
心に眠る、あの場所へ…。
築かれた殻を脱ぎ捨てて、
何もない、白いままの心で…。
時に追われて、
鮮やかで華いだ、
海のように深く沈む、
幾千ものベールの向こうへ…。
幼子でもない、
少女でもない、
娘でもない、
大人でもない、
あの場所へ…。
『私』の翼を手に、あの『想いの泉』へ…。
・樹羅の囁き・
苺と薔薇のレモネード。
混ぜ合わせると、はまなすワインのような、淡い夕日色にグラスが染まる…。
華やかな三重奏が、爽やかな甘酸っぱさを奏でる…。
苺の幼い甘さ…。
薔薇の大人びた香り…。
レモネードのドレスが良く似合う、甘美な曲のようなカクテル…。
樹羅が囁く。
『それが、あなたの答え…』
新しくも、懐かしくも…。
変わらずとも、変わるとも…。
私らしくも、私らしくなくとも…。
それは、1つのグラスの中に。
そして、奏でられるハーモニー…。
苺と薔薇のレモネード。
混ぜ合わせると、はまなすワインのような、淡い夕日色にグラスが染まる…。
華やかな三重奏が、爽やかな甘酸っぱさを奏でる…。
苺の幼い甘さ…。
薔薇の大人びた香り…。
レモネードのドレスが良く似合う、甘美な曲のようなカクテル…。
樹羅が囁く。
『それが、あなたの答え…』
新しくも、懐かしくも…。
変わらずとも、変わるとも…。
私らしくも、私らしくなくとも…。
それは、1つのグラスの中に。
そして、奏でられるハーモニー…。
・樹羅の囁き・
静かに目を閉じて…。
うねる波を呼ぶ風の音を忘れ…。
冬の寒さも、夜の暗さも、孤独を刻む時も、
春を、朝を、慈しみ憧れる想いが熱になる…。
はじまりも終わりもない、
小さくも大きくもある、
理性と感性の狭間に揺れる、
その一瞬を永遠に変える、
心の海に漕ぎ出すとき…。
樹羅は囁く。
『答えは、澄めるものの中に』
心震えるとき、強く…。
私が私であれば、大丈夫…。
静かに目を閉じて…。
うねる波を呼ぶ風の音を忘れ…。
冬の寒さも、夜の暗さも、孤独を刻む時も、
春を、朝を、慈しみ憧れる想いが熱になる…。
はじまりも終わりもない、
小さくも大きくもある、
理性と感性の狭間に揺れる、
その一瞬を永遠に変える、
心の海に漕ぎ出すとき…。
樹羅は囁く。
『答えは、澄めるものの中に』
心震えるとき、強く…。
私が私であれば、大丈夫…。
・樹羅の囁き・
大きく伸びをして、ほっと…。
背の高いガラスのティーポットの中では、LUPICIAの「抹茶黒豆玄米茶」の玄米と黒豆がぷかり。
大好きな加減は、2分。
年末で書き上げる筈だった創作の、エピローグにようやく手をつけることができました。
心と体の健康は本当に一体のもの…。
DNも、読むことはできても、言葉が浮かばない日や、うまく書けない日、深くなってしまう日…。でも、それがきっと日記ということ…。
一方で、創作は文面がぶれるわけにいかず、山ほど書いて没にして煮詰めながら仕上げます。
そんな体力が、ようやく少し戻ってきたみたい…。
そして、今日の分の脳力を使い果たして、ほっ…。
お茶が美味しくて、好きな曲が心地良くて、想像の扉を開いて…。
二日前まで、出来なかったこと。
今日は咳も少なくて、健康のありがたさが身にしみます。
今年の目標は、去年よりも健康になること。
レース編みやドールメイク、創作を上達させること。
植物のために、虫に強くなること。もっと知識をつけること。
それから…。
小さな楽しみを見つめていけますように。
お茶を飲むひとときは、眠る前のオルゴール…。
大きく伸びをして、ほっと…。
背の高いガラスのティーポットの中では、LUPICIAの「抹茶黒豆玄米茶」の玄米と黒豆がぷかり。
大好きな加減は、2分。
年末で書き上げる筈だった創作の、エピローグにようやく手をつけることができました。
心と体の健康は本当に一体のもの…。
DNも、読むことはできても、言葉が浮かばない日や、うまく書けない日、深くなってしまう日…。でも、それがきっと日記ということ…。
一方で、創作は文面がぶれるわけにいかず、山ほど書いて没にして煮詰めながら仕上げます。
そんな体力が、ようやく少し戻ってきたみたい…。
そして、今日の分の脳力を使い果たして、ほっ…。
お茶が美味しくて、好きな曲が心地良くて、想像の扉を開いて…。
二日前まで、出来なかったこと。
今日は咳も少なくて、健康のありがたさが身にしみます。
今年の目標は、去年よりも健康になること。
レース編みやドールメイク、創作を上達させること。
植物のために、虫に強くなること。もっと知識をつけること。
それから…。
小さな楽しみを見つめていけますように。
お茶を飲むひとときは、眠る前のオルゴール…。
年の暮れは毛布にくるまってテレビの前で時を待ちました。
おごそかで、それでいて軽やかに新しい年を迎えました。
神棚に手を合わせる横では、ディズニーランドの年越しの花火が窓の外で鳴り響いていました。
さだまさしの両国国技館の番組を見て、ほんの少し眠って、明けた朝…。
カーテンをそっと開けると、東の空がうっすらと明るくなっていました。
息で白くけぶる窓を何度も拭きながら初日の出を待つことにしました。
空が白む時が長く、薄い光が鳥達の目を覚ます様に、“ひょっとしてもう朝なのかしら?”と不安になってきたとき…。
夜の影を含み、灰色に暗く沈んでいた雲の帯の端が、緩やかに金色に染まりはじめたのです。
金色の光はやがて茜色となり、徐々に檸檬色の淡い光で空に広がっていきます。
不意に、きらりと橙色の力強い輝きの初日の出が、地を縁取るように昇ってきました。
生まれたてのような、無垢な、神々しさ…。
まっさらな心におごそかな、新しい感動…。
思わず、改めて背を正して、彼と元旦の挨拶を交わしました。
そっと手を合わせて、朝日に一礼…。
朝の日は、植物たちも力をもらえる光…。
新しい気持ちで、新しい朝日を浴びて、
厄を祓い、今年は健康で過ごせるよう、願いを込めました。
どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。
おごそかで、それでいて軽やかに新しい年を迎えました。
神棚に手を合わせる横では、ディズニーランドの年越しの花火が窓の外で鳴り響いていました。
さだまさしの両国国技館の番組を見て、ほんの少し眠って、明けた朝…。
カーテンをそっと開けると、東の空がうっすらと明るくなっていました。
息で白くけぶる窓を何度も拭きながら初日の出を待つことにしました。
空が白む時が長く、薄い光が鳥達の目を覚ます様に、“ひょっとしてもう朝なのかしら?”と不安になってきたとき…。
夜の影を含み、灰色に暗く沈んでいた雲の帯の端が、緩やかに金色に染まりはじめたのです。
金色の光はやがて茜色となり、徐々に檸檬色の淡い光で空に広がっていきます。
不意に、きらりと橙色の力強い輝きの初日の出が、地を縁取るように昇ってきました。
生まれたてのような、無垢な、神々しさ…。
まっさらな心におごそかな、新しい感動…。
思わず、改めて背を正して、彼と元旦の挨拶を交わしました。
そっと手を合わせて、朝日に一礼…。
朝の日は、植物たちも力をもらえる光…。
新しい気持ちで、新しい朝日を浴びて、
厄を祓い、今年は健康で過ごせるよう、願いを込めました。
どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。
・樹羅の囁き・
年の終わりは晴れ晴れと…。
思う心は降り積もる…。
悔いも過ちも来年への道しるべ。
さざ波の風止むことのない年の終わりにも、
良きこと、良き縁の幸をかみしめて、
行く年の福が来る年への橋を渡すありがたさや…。
澄む空に情けの土の暖を残し…。
本年はありがとうございました。
訪れてくださった方々に…。
また素敵な方々に出会って、心豊かに、様々なことを学ばせていただきました。
来年も、どうかよろしくお願い致します。
今夜はLUPICIAの紅茶「ゆめ」(ローズヒップやはまなすをブレンドした、フルーティでほのかなバニラの香りの紅茶)で、甘く優しい夢を見て…。
年の終わりは晴れ晴れと…。
思う心は降り積もる…。
悔いも過ちも来年への道しるべ。
さざ波の風止むことのない年の終わりにも、
良きこと、良き縁の幸をかみしめて、
行く年の福が来る年への橋を渡すありがたさや…。
澄む空に情けの土の暖を残し…。
本年はありがとうございました。
訪れてくださった方々に…。
また素敵な方々に出会って、心豊かに、様々なことを学ばせていただきました。
来年も、どうかよろしくお願い致します。
今夜はLUPICIAの紅茶「ゆめ」(ローズヒップやはまなすをブレンドした、フルーティでほのかなバニラの香りの紅茶)で、甘く優しい夢を見て…。
冬空…というと、思い浮かべるのは日差しの強い晴天と、ひたすら白い曇り空です。日本の空と、欧州の空…。
散歩道も、松の枯れ葉が藁のように敷き詰められた土と、例えばこのDNの左上の写真のような(12月のケンジントン公園)芝生…。
冬の様は所で変わりますが、この季節は街の灯りが鮮やかに感じられます。
昨日はお天気も良く、猫ロードも猫達がいました。
最近は寒いせいか、おまんじゅうのように佇んで日光浴をしています。
・樹羅の囁き・
いまは、一番好きなことを考えて…。
どんなに心締め付けることも、
深い青の闇しか見えない日も、
ひとめぐりして、またやわらかな風をもとめて飛ぶ…。
大好きな言葉に耳を澄まして、
その手から時を手放して、
心の刻む呼吸のリズムを感じて…。
線で引かれた日々のその外で、
永遠の歌を唄いながら水は流れる…。
今日は昨日よりも優しい夢を見る…。
高く、強く飛ぶために…。
散歩道も、松の枯れ葉が藁のように敷き詰められた土と、例えばこのDNの左上の写真のような(12月のケンジントン公園)芝生…。
冬の様は所で変わりますが、この季節は街の灯りが鮮やかに感じられます。
昨日はお天気も良く、猫ロードも猫達がいました。
最近は寒いせいか、おまんじゅうのように佇んで日光浴をしています。
・樹羅の囁き・
いまは、一番好きなことを考えて…。
どんなに心締め付けることも、
深い青の闇しか見えない日も、
ひとめぐりして、またやわらかな風をもとめて飛ぶ…。
大好きな言葉に耳を澄まして、
その手から時を手放して、
心の刻む呼吸のリズムを感じて…。
線で引かれた日々のその外で、
永遠の歌を唄いながら水は流れる…。
今日は昨日よりも優しい夢を見る…。
高く、強く飛ぶために…。
「ずっと、迷子になっていた。
心が張り詰めて切れそうな時、花を見ることを教えられた。
その花は、ただ、優しく揺れていた。
いや、花を通してその人の心を見ていたのだ。
いつの間にか、穏やかな気持ちになっていた。
そして、ずっと見えなかったものが、見えた。
弱いもの、儚いもの、綺麗なもの、脆いもの……。それらは全て心の奥にしか咲かない花。誰の目にも見えそうで見えないもの。
それは大きな悲しみの影を落として咲く花。
何度も散り、光を失い、いつしか高い壁の中でひっそりと咲くもの。
けれど、その花を見ている人は確かに、いる。
そしてその花への道が見えた。
迷いの森は消えた。
弱きを恐れず、散ることを恐れず、失うことを恐れない。
ただ、柔らかい光を受けたその花びらを、慈しむ。
そこに、忘れた詩を、見つけた。」
心が張り詰めて切れそうな時、花を見ることを教えられた。
その花は、ただ、優しく揺れていた。
いや、花を通してその人の心を見ていたのだ。
いつの間にか、穏やかな気持ちになっていた。
そして、ずっと見えなかったものが、見えた。
弱いもの、儚いもの、綺麗なもの、脆いもの……。それらは全て心の奥にしか咲かない花。誰の目にも見えそうで見えないもの。
それは大きな悲しみの影を落として咲く花。
何度も散り、光を失い、いつしか高い壁の中でひっそりと咲くもの。
けれど、その花を見ている人は確かに、いる。
そしてその花への道が見えた。
迷いの森は消えた。
弱きを恐れず、散ることを恐れず、失うことを恐れない。
ただ、柔らかい光を受けたその花びらを、慈しむ。
そこに、忘れた詩を、見つけた。」
・樹羅の囁き・
肩の力を抜いて、今までの緊張や、不安や張りつめた糸を今日は片づけて…。
心騒がしく、尖ってみたり、落ち込んでみたりした言葉の欠片も全部片づけて。
耳にはjazz曲「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」。
テンポを変えて聞いていけば、ピアノのステップが心に悪戯風を吹かせる。
何か良いことがあったような「夜も昼も」を聞いた後は、段々とスイートなスタンダードに…。
ひととき心遊ばせた後は、すっきりとfourplayのsmooth jazzで爽やかな気分に浸る…。
言葉に囲まれた心の柵を越えて、音に酔いしれて…。
ただ、音に浸っているこの時が好き。
肩の力を抜いて、今までの緊張や、不安や張りつめた糸を今日は片づけて…。
心騒がしく、尖ってみたり、落ち込んでみたりした言葉の欠片も全部片づけて。
耳にはjazz曲「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」。
テンポを変えて聞いていけば、ピアノのステップが心に悪戯風を吹かせる。
何か良いことがあったような「夜も昼も」を聞いた後は、段々とスイートなスタンダードに…。
ひととき心遊ばせた後は、すっきりとfourplayのsmooth jazzで爽やかな気分に浸る…。
言葉に囲まれた心の柵を越えて、音に酔いしれて…。
ただ、音に浸っているこの時が好き。
・樹羅の囁き・
胸のなかに星がない夜…。
孤独の手が私の心をなでる…。
青い波が何もかもさらっていく…。
砂の心がさらわれていく…。
無音の水平線の彼方から、樹羅の囁きが聞こえる。
『耳を澄まして…』
私は、私の心を手放して、闇の空を飛び立つ…。
青い波の涙を越えて…。
引き裂こうと吹きすさぶ風を越えて、行く先を閉ざす雲を越えて…。
見えてくる…。
『音の森』が…。
繰り返し奏でられる音の言葉…。
樹羅は囁く。
『耳を澄まして…』
聞こえてくる…。
たくさんの、言葉達…。
優しくも力強い言葉が音を作り…音は言葉をのせて風となる…。
心を包みこんで子守歌のように繰り返し、聞こえる…。
手のひらからこぼれていた言葉が、風となって“私”の目を覚ます…。
『ほら…、もう寂しくない』
私のなかの私が唄う…。
その手から、…星たちが空へと還っていった。
胸のなかに星がない夜…。
孤独の手が私の心をなでる…。
青い波が何もかもさらっていく…。
砂の心がさらわれていく…。
無音の水平線の彼方から、樹羅の囁きが聞こえる。
『耳を澄まして…』
私は、私の心を手放して、闇の空を飛び立つ…。
青い波の涙を越えて…。
引き裂こうと吹きすさぶ風を越えて、行く先を閉ざす雲を越えて…。
見えてくる…。
『音の森』が…。
繰り返し奏でられる音の言葉…。
樹羅は囁く。
『耳を澄まして…』
聞こえてくる…。
たくさんの、言葉達…。
優しくも力強い言葉が音を作り…音は言葉をのせて風となる…。
心を包みこんで子守歌のように繰り返し、聞こえる…。
手のひらからこぼれていた言葉が、風となって“私”の目を覚ます…。
『ほら…、もう寂しくない』
私のなかの私が唄う…。
その手から、…星たちが空へと還っていった。
長い長い、一年をかけた物語が山を越えた朝…。
・樹羅の囁き・
長い、長い道のり…。
丘を越え、谷を渡り、山を望み…。
木々の葉のざわめき…。
小川の流れ…。
つむじ風に迷い、雲に隠され…。
道しるべは、ただ一つの『心』。
私が歩めば道は作られる。
悲しみの雨にかき消された日は、そっと立ち止まり…。
柔らかな希望を胸に目をこらすとき、道はまたそこにあるのだ…。
踏みしめる草にいつしか砂が混じり、風は潮の香りを運ぶ…。
なだらかな上り坂。
破れた地図を手に、靴ひもの綻びも気にせずに一心不乱に歩を進める。
長き旅の終わりは…金色の朝日に染まる海。
旅人の目に映ったのは、安らぎか、新しき世界への扉か…。
今は、潮風の歌に耳をすまそう…。
道は追憶の彼方へと還っていく…。
そして、そこにはまた、新たな旅への道が作られていくのだ…。
・樹羅の囁き・
長い、長い道のり…。
丘を越え、谷を渡り、山を望み…。
木々の葉のざわめき…。
小川の流れ…。
つむじ風に迷い、雲に隠され…。
道しるべは、ただ一つの『心』。
私が歩めば道は作られる。
悲しみの雨にかき消された日は、そっと立ち止まり…。
柔らかな希望を胸に目をこらすとき、道はまたそこにあるのだ…。
踏みしめる草にいつしか砂が混じり、風は潮の香りを運ぶ…。
なだらかな上り坂。
破れた地図を手に、靴ひもの綻びも気にせずに一心不乱に歩を進める。
長き旅の終わりは…金色の朝日に染まる海。
旅人の目に映ったのは、安らぎか、新しき世界への扉か…。
今は、潮風の歌に耳をすまそう…。
道は追憶の彼方へと還っていく…。
そして、そこにはまた、新たな旅への道が作られていくのだ…。
・樹羅の囁き・
心揺れるとき、庭に佇む…。
鉢植えの植物たちは、命を謳歌し、その温もりを伝えてくれる。
葉を摘むときの、その小さな触れあいは、言葉のない会話…。
一つずつ、大きくなる。
一寸ずつ、伸びていく。
水を喜び、嵐に耐え、寒暖にさらされて益々勢いをつけ、
一日としてとどまることなくその姿を変えていく。
『大丈夫』と、植物たちの幹が言う。
『根があるから大丈夫』と、土から聞こえてくる。
そんな健気な彼らに水を与え、肥やしを与え、虫を払い、ときには励ましの言葉さえもかける…。
気にかけるという、確かな温もり。
その温もりに、私も支えられている…。
樹羅の子守歌が聞こえる…。
『必ず花は咲く…。必ず葉は増えていく…。
雨の朝も…、光満ちる朝も…』
植物と一緒に、…空を見上げた。
心揺れるとき、庭に佇む…。
鉢植えの植物たちは、命を謳歌し、その温もりを伝えてくれる。
葉を摘むときの、その小さな触れあいは、言葉のない会話…。
一つずつ、大きくなる。
一寸ずつ、伸びていく。
水を喜び、嵐に耐え、寒暖にさらされて益々勢いをつけ、
一日としてとどまることなくその姿を変えていく。
『大丈夫』と、植物たちの幹が言う。
『根があるから大丈夫』と、土から聞こえてくる。
そんな健気な彼らに水を与え、肥やしを与え、虫を払い、ときには励ましの言葉さえもかける…。
気にかけるという、確かな温もり。
その温もりに、私も支えられている…。
樹羅の子守歌が聞こえる…。
『必ず花は咲く…。必ず葉は増えていく…。
雨の朝も…、光満ちる朝も…』
植物と一緒に、…空を見上げた。
収穫したてのミニ大根を食べてみる。
ラディッシュよりも辛みがなくて、甘くて、瑞々しかった。
混じりけなしの元気が、体に染みてくるようでした。
・樹羅の囁き・
自分の歩の早さで進もう、そう思っていても、そうできないときもある。
そうするべきでないときと、そういう気持ちにのれないとき。
歯車が軋むときと、…歯車が見つからないとき。
泡をつかむような気分で、時が過ぎてしまうときがある。
無気力と張りつめた意識の狭間に浮いてしまうときがある。
揺るぎないものにしがみつくのも、時を穏やかに流すのも虚しいこともある。
乗り越える力は空元気でもなくて、立ち止まることでもなくて…。
「私」から離れると、「私」が見えてくる。
ホワイトアウトした心があっても、生命のエネルギーを使っている私がいる。
時空線の糸は容赦なく絡まってきて、私の心を縛る。
それでも、それを全て「根」に変えていく力がある。
そうして蓄えられた力がまた、「歯車」を作り出す。
突き当たった壁すらも、巨大な「歯車」に変えていく。
未来へと私を動かしていく…。
ラディッシュよりも辛みがなくて、甘くて、瑞々しかった。
混じりけなしの元気が、体に染みてくるようでした。
・樹羅の囁き・
自分の歩の早さで進もう、そう思っていても、そうできないときもある。
そうするべきでないときと、そういう気持ちにのれないとき。
歯車が軋むときと、…歯車が見つからないとき。
泡をつかむような気分で、時が過ぎてしまうときがある。
無気力と張りつめた意識の狭間に浮いてしまうときがある。
揺るぎないものにしがみつくのも、時を穏やかに流すのも虚しいこともある。
乗り越える力は空元気でもなくて、立ち止まることでもなくて…。
「私」から離れると、「私」が見えてくる。
ホワイトアウトした心があっても、生命のエネルギーを使っている私がいる。
時空線の糸は容赦なく絡まってきて、私の心を縛る。
それでも、それを全て「根」に変えていく力がある。
そうして蓄えられた力がまた、「歯車」を作り出す。
突き当たった壁すらも、巨大な「歯車」に変えていく。
未来へと私を動かしていく…。
・樹羅の囁き・
青い誘惑の空…。
眺めているだけで、心から全てが流されていく…。
日溜まり色の風と雲に彩られた、瞳に映る空の海…。
映るのは、思い出の空…。
新しい自分…。
乾いた不安に霞む未来…?
樹羅がわらう。
『空に境界線はありません』
空の海に、風の混ざる…。
無音の空が切ないのは、地上の音や匂いに染まらず、足跡をつけることすら叶わないから。
それでも青空を眺めるのは…。
存在し合う心地よさ。
日溜まりに佇む私と、ただ広がる青の海…。
ただ、向き合うだけだから…。
それだけで、いいから…。
ゆるゆると考える。
時間の流れを変えたいと思うことがある。
人生の全てが変わるくらいに。
踏み出すための一歩が見えないと、時間は過去に囚われる。
時を前に進めるためには、心の歯車が強くあることが必要と思う。
沢山の努力や知識をエネルギーにして、動かす知恵を蓄えたい。
肩の力を抜いて、前に進めるくらいに。
時間の流れを変えたいと思うことがある。
人生の全てが変わるくらいに。
踏み出すための一歩が見えないと、時間は過去に囚われる。
時を前に進めるためには、心の歯車が強くあることが必要と思う。
沢山の努力や知識をエネルギーにして、動かす知恵を蓄えたい。
肩の力を抜いて、前に進めるくらいに。
夏になると、LUPUCIAのグレープフルーツのお茶を常備します。水出しで冷茶にすると、爽やかです。
調味料では、スイートチリが便利。軽く汗をかくけれど、ばてても食欲を確保できます。何にでもあいます。
積もるお仕事はさておき、創作時間は既に異世界に旅立っています。安上がりですね。現実の旅もしたい…。
暑い日は、水辺の夢をみる。
ボートで静かに漂い、柳の陰で一休み…。
小波の子守歌で微睡む一日…。
或いは、湖畔に佇む古城。
或いは、丘から臨む海。
白き翼は、心の中に。
現実世界の喧噪が、異界になるひととき。
本に閉じこめて、翼を広げよう…。
調味料では、スイートチリが便利。軽く汗をかくけれど、ばてても食欲を確保できます。何にでもあいます。
積もるお仕事はさておき、創作時間は既に異世界に旅立っています。安上がりですね。現実の旅もしたい…。
暑い日は、水辺の夢をみる。
ボートで静かに漂い、柳の陰で一休み…。
小波の子守歌で微睡む一日…。
或いは、湖畔に佇む古城。
或いは、丘から臨む海。
白き翼は、心の中に。
現実世界の喧噪が、異界になるひととき。
本に閉じこめて、翼を広げよう…。
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