ハーブティー「Sleepy time」を飲んで、ほっと…。

 桃色のミニ湯たんぽを膝にのせてぬくぬく。

 最近は、可愛いのが売られていて、つい迷います。
 暖房のないデスクには必須のアイテム。
 もう1つあるけれど、ヒヨコカバーに一目惚れ。
 あのふかふかほっぺが…。

 嬉しくなるのは、些細なこと…。

 寒い夜に雨風をしのいで、お気に入りの羊の毛のルームシューズに、温かいお茶を飲んで、まるでお風呂に浸かるときのようにほっ…と息をつくとき。

 「ボートの三人男」の言うところでは、「もっとも善人なときは満腹のとき」とあるように、食事で体の芯から温もって満たされたとき。

 新しい物語を考えているとき。
 そのための資料を探すとき。


 そろそろ、チーズフォンデュもいいな。
 ラクレットも元気になれそう。
 
 スイスのグリエールを訪れたのは、夏のこと…。
 小高い山の上にある、グリエール城と街。
 小さな木の樽にずっしりと入った一口ジャガイモ。
 お酒と合わせて、つい手が進んでしまいます。
 グリエールチーズはとても好きだけれど、日本だと「え?!」という大きさとお値段…。
 家で作るときはチーズをミックスします。
 
 楽しい気持ちは力をくれる。

 温もりは嬉しさをくれる。

 新しい言葉を探しに行こう…。 
  

11月。

2009年11月2日 趣味
 香り豊かな11月の道…。

 見上げると、欅がステンドグラスのようにやわらかな黄葉に透けて、生け垣には北風に寒椿が花を咲かせ始めています。

 晴天の日差しに温む、この季節の風はとても情緒があるように思います。

 翌日のうって変わった寒風の訪問者にさえ、11月らしさを感じます…。

 ・青菜わーるど・

 植木鉢に2種の植物を植えると、そのときの根の勢いが見えます。
 バジルの底で、ちゃっかり育っていたレモンバームが青々と葉を増やしています。けれども、これは二回目の葉…。最初の葉はもうみんな終わってしまいました。
 
 苺のランナを片づけたら、そこに花芽が…。
 根も伸びていないのに、本元の栄養で実らせようとするなんて…つくづく逞しさを感じました。もったいないけれど、元株に花を咲かせて欲しいです。

 ・ドール・

 ドール用のルームシューズを作りました。手作り感溢れる仕上がりに…。
 色々と展示も考えましたが、アット・ホームでくつろぐ姿が今は一番胸が温かくなります…。

 ルームシューズ。
 愛情を込める一針の幸せ…。
 胸を過ぎっていたのは、10月の様々な出来事…。

 幼なじみからの心のSOSの電話…。

 荒波に身を引き締める彼の、その張りつめた糸の微かな震え…。

 私は…。

 シューズにそっと、ビーズを飾りました…。
 この小さな温もり…。
  
 私に、出来ること…。
 ひとにぎりの、心をこめて…。
 

休眠。

2009年10月29日 日常 コメント (2)
 急転直下のこと。

 エアコンの温度をあげて、湯たんぽを抱えてごろごろ…。

 本当にごろごろするしかないことに…。

 ほんの休息…。

 急ではあったけれど、予想通りとも言うのかな。

 こんな具合も慣れてきて、体はもうどうしたらいいのかちゃんと分かっている。

 こんなときは、素直でいるしかないことも…。

 眠りの海に、ただ漂うだけ…。

おみやげ。

2009年10月28日 日常
 姉からの東北土産で「南部せんべい」を頂きました。

 くるみやピーナッツなど、様々な味が入っていて、せんべいもクッキータイプと普通のがあります。
 軽くて香ばしくて、どれも本当に美味しくて、つい手が伸びてしまいます。
 個人的には、あの周りの“ミミ”ぽいところを食べるのが好きだったりします。
 盛岡の老舗白沢せんべい店のだそうですが、美味しく頂きました。
 しばらくは、南部せんべいがブームになりそう…。

 今日のお茶は、米・麦・黒豆・栗・黍(きび)をブレンドした麦茶。
 まろやかで香りの良い、優しい味がします。

  ・青菜わーるど・

 寒さを越えるための作業をそろそろしていかなければ…。
 夜の冷え込みが段々と気になってきます。
 先日の悪天候で、植物たちもくたびれがち…。
 力を蓄えさせるよう、一つ一つ見直しをしています。

  ・ドール・

 セーター編みを再開しつつ、幼SDには精霊のイメージを計画しています。
 人形部屋の楽しそうな光景に、いつも癒されています…。
   

 温もりの恋しい秋…。

 はらはらと、黄金の雨が降る…。

 春から綴られた、長い長い絵手紙…。

  ・考えるためのメモ・

 色々と、一段落。

 雲一つない晴天で、昨日は嵐のなか震えながらも立ち寄ってくれた雀たちが、今朝は早くから元気に囀っていました。

 走って、止まって。

 止まって、走って。

 時には全力で、そして力を抜いて一息…。

 何かが終わった後は、ひとしきり頭が真っ白になるけれど、そのうちにまた真っ新な白い紙と向き合ったようにむずむずしてくる。

 どこかで切り返しがあって、どこかでリセットして、今までのことをきちんと引き出しにしまって、新しい道を歩いていく…。

 そういう、ぱり、とした気分になれるような今日の青空。

 ハイビスカスが4つ、赤い花を咲かせました。

 こんな日は目を閉じて、五感の翼を思い切り広げたい…。

 東京モーターショーに行きました。

 車を運転しない私でも、見ていてとても興味深いところです。

 環境に配慮した性能の車・オートバイ・電動自転車等の展示、ショーのようなプレゼンテーション、子供にもわかりやすいブースの設置、部品メーカーの展示部門…すっきりと歩けるように配備されています。

 アシモを実際に見たのも初めてで、ショーが終わった後に自分で舞台の端へ歩いて、手を振ってから後退して帰っていったのは凄いなと思いました。
 事前プログラムをされているのでしょうが、滑らかな動きにはとても表情がありました。
 アシモの二足歩行技術を使った、歩行を補助する器具にも目からウロコ。
 本当に興味津々でした。

 ハイブリッド、燃料電池…etc.のことは、私は大まかには把握をしていなかったのだなと改めて思いました。
 水素についても、水素を爆発させることで動力を得るものと、電気を作るもの…。
 各社によってその提案は少しずつ異なっていて、技術も実に様々。
 信号待ちでエンジンを止めるアイ・ストップも、発進するときに0.35秒という驚くほどスムーズなのがあったり…。

 車椅子を乗せるための車の展示も興味深いものでした。
 内部に手すりが多く、車の後部がスロープになるもの、或いは車体の横から乗せるものと様々なタイプがありました。
  
 印象的だったのは…、マツダの“清”(きよら)という車…。
  
 デザインは風のような流れるイメージで、切り込んだようなライト、上部へと開くドア…。
 未来的な印象の車ですが、ハイブリッドでも電気でもなく、燃費を洗練したガソリン車…。
 5年後の未来がどうなっているのか、私には想像はつきにくいですが、電気自動車の開発もより進んでいくのでしょう。けれども、そのとき街やスタンドは…?
 対応した設置がなされているのだろうか…。
 エコ・カーという視点の中で、“今よりも”という予感的な提示を感じて、問題意識も含めてとても印象的でした。


 30年、40年先のために作られていく技術の礎…。

 私達は常に文明の過程にいる。
  
 未来を惜しみなく追求することの尊さに、少し感動を覚えました。

 いつか、世界が完全に様変わりする日が来るのでしょうか…。

かぼちゃの通り。

2009年10月24日 日常
 風の冷たい、曇り空…。

 所用を済ませて、オー・バッカナールでお昼にしました。
 彼は豚のコンフィのランチ、私はオニオン・スープとサラダ・ニソワーズ。
 期待通りの、チーズたっぷりでコクのあるスープと、ボリュームのあるサラダで大満足でした。

 革張りのソファに、ガラス窓の景色を眺めながら座るテーブル…。
 店の雰囲気はいかにも気さくな仏のブラッセリー風です。
 お気に入りは、ディアボロマント。お店特製のリモナードをミントシロップで割ったものですが、ペリエのときよりも口当たりが良くて爽やかな甘さがあります。

 食事の後は、日比谷花壇から大手町の通りへお散歩。
 ガーデニングのイベントをしていたので、辺りは甘い植物の香りがしました。
 綺麗な建物が建ち並び、まるでアメリカのような景色です。

 道の両側には、ハロウィンカボチャや紅葉で飾り付けられた、“外灯飾り”や木製のベンチが並び、町の賑わいに華を添えています。
 道路も石畳風で味があります。
 
 ガレットの美味しいブリック・スクエアにある店や、サン・ルイ等のお店を眺めながら、足はオアゾの方へ…。
 資料を探して、外へ出る頃にはぽつぽつと雨が…。
 
 東京国際フォーラムまで戻って、お茶にして帰りました。

 町を歩くのは不思議…。

 花から花へと舞う蝶のようにお店を眺めて、気がつくと一万歩を超えていました。

 自然も潤うけれど、様々なアイディアや色彩、人々を眺めるも充実した気分になります。

 街の風景はどんどん変わっていく…。
 でも、復元工事の東京駅の完成が待ち遠しかったりします。

ことこと。

2009年10月23日 日常
 今朝は足痛の日。
 こんなとき、毎日家を出る人を素直に尊敬してしまいます。
 私も昔は違ったのだけど…。
 適材適所、に今は感謝しています。

 冷蔵庫の残りもので汁物が作りたくなって、とりささみ、人参、タマネギ、里芋、カボチャを煮ていたら、彼が「カレー味がいい」と。
 みそ味を想定していたので、え?里芋でも?と訊いたけれど「うん」。
 トリブイヨンとカレーパウダーでスープにしましたが、…これが意外に美味しかったです。マイルドで身体が温まりました。

 今の食卓のブームはライ麦パン。
 ライ麦パンのイメージというと、酸味があって、パンがしっとりと重くて、ほろ苦い風味が…というのもありますが…。

 我が家にあるのは、イメージを一気に覆してしまう、某所大手のライ麦パン。
 競争力が高くてなかなか入手が困難ですが…。
 とにかくパンは軽くて、酸味は感じなく、麦の良い香りがします。
 大きさも食パンの半分ほど。
 朝は一枚、お昼は2枚、+おかずでお腹にもつし、身体の調子も良くなります。
 
 そして、おやつはセ○ンイレ○ンの東京牛乳のシュークリームが少しお気に入り。
 クリームパンも美味しくなって、コンビニでも侮れないな、と思います。
 

 雑念のないときは、本当に気持ちがいい。

 身体の奥から、元気が湧いてくるみたい。

 食べる楽しみは、忘れないのですけど…。

 作業も、煮込み料理のようなもの。

 じっくり、ことこと…。

ぱたぱた。

2009年10月22日 日常
 最近、お庭が1カップル限定の鳩デートスポットにされているようです。

 一時間、楽しそうに過ごして帰っていきます。
 猫やカラスのいない、野の草ではなく苺やバジルの植わった風変わりな園で、見晴らしのいい場所…と選んで彼女を連れて来るのかしら…と考えると意外とロマンチックな感じもします。

 今日は朝から北風。
 風向きが変わると、いつもと違う町の音が聞こえてきます…。


  ・青菜わーるど・

 乾燥しやすく涼しいので、カニサボテンとラベンダーは葉の艶が良いです。

 バジルは今年はもう、これ以上の種はとらないし、体力を温存させてあげるためにも切ろうかと思ったのですが、僅かな花の蜜を求めて蜂がやってきました。
 1つの花も小さな命の糧となる…。
 今日は見守ることにしました。

 ミニテーブルヤシが新しい葉をゆっくりと伸ばしています。
 葉が開くまで一ヶ月半はかかるので、気長に栄養を与えています。


 ・ドール・

 今は眺める日々です…。一番古株のMSD「椿」の手パーツが左右違うことに今更気づきました。他の子はみんな左右が一緒なのに…?


 流れ星…。


 夢野原を駆ける一閃の旅人…。

 いま見えたら、何を願うのでしょう…。
 
 今晩は簡単にサンドイッチと野菜スープ。

 作業中には丁度良いのです。

 サンドイッチというと、UKの自宅周辺でよく見かけたのは、ローストビーフ、BLT、タンドリー・チキン、サーモン&キュウリ、ハム&チェダーチーズ…。
 パンは白かライ麦。
 結構ボリュームがあって、旅のお供にしていました。

 でも、少し飽きた頃…。
 ロンドンに出かけた折に見つけた、人参のチャツネのサンドイッチにはまりました。程よい甘味に意外にパンが進みました。
 人参のチャツネを瓶で売って欲しいな…。
 作れたらいいかも知れませんが…。
  
 パンというと、ベッドの枕に例えたふわふわ食パンの広告が印象的です。
 
 日本では、美味しいサンドイッチが色々ありますが、「赤とんぼ」のカツサンドや、千疋屋のフルーツサンドも好きです。上品なパンと気さくでこだわった具が心地良いバランスですっと入ってしまいます。
 
 でも、好きな具をぎゅっと詰め込んだ手作りが一番楽しいです。
 具を考えるのにはまりそう…。

 お仕事が届くのを待つ日。

 溜めてきた気合いで、頑張らなくては…。


 ラスト、ラン。



 あらゆる所で、あらゆる人が、前を見つめて生きている。

 私も、前を見て歩いていく。

 心を風が揺すろうと、それは過ぎし日の息吹…。

 世の中は広くて、どんなことにも良いこととそうでないことがある。

 その波を越えて、強くなれるのが、嬉しい。

空と色と…。

2009年10月19日 日常
 朝日色に染まる曇り空の朝…。

 快晴は日本らしくて好きですが、曇りがちな空はヨーロッパの冬を思い出して目になじみます。
 子供の頃は寒さになじむのも早くて、パリではマイナス4度でも教室の窓全開で遊びまわっていたこともあったのに…。
 今朝は、明け方の冷え方に秋の深まりを感じて、お布団でまるくなってしまいました。

 学校に着いた頃に日が昇る。
 そして帰る頃には日が沈んでいる…。
 欧州の冬の情景の思い出…。
 
 もう、力強い日差しが庭を照らしてきました。 
 金色の朝の光を受ける雀の背中が可愛い…。

 ・梨のこと・

 10月というと、柿もそうですが、新高梨の季節でもあります。
 ずっしりと水分を含んで重く、大きさは赤ん坊の頭ほど。
 甘味と酸味のバランスが良くて、美味しい梨でした。

 ・ドール・

 最初の感動も過ぎて、色々と試行錯誤です。SD17ウィリアムズのグラスアイの位置をグルーで直して、デフォルトウィッグの前髪や左右のボリュームの少なさが気になって、似た色の他のウィッグに手を加えたり…。アイを少しずらしただけで、繊細で柔らかい表情になりました。SD13のと比べると、人生の深みを感じる面立ちかも知れません。


 お気に入りのアフタヌーンティーの雑貨やで、色とりどりの食器やおしゃれで気の利いた小物を楽しんだ帰り…。

 日の沈んだすぐ後の自然公園は、空の静寂が影を落としていました。

 何もかもが光を失った景色に、空は茜から夜の帷へと鮮やかに色を移す…。

 まるで、藤城清治の影絵の住人になったようでした。



 万緑を称えていた夏の樹木は光をも包む腕のよう…。

 紅葉をちりばめた秋の樹木は光に照り光に染まる。

 毎日が色彩との出会いです。

お迎え。

2009年10月17日 趣味
  ・ドール・

 今日は待ちに待ったドールがやってきました。

 赤銅色の波打つ髪に、柔らかな青い瞳の、凛々しい男の子。
 SD17「ウィリアムズ」。
 我が家では「レオン」。

 フロックコートやサッシュベルトを綺麗に着こなして、ずっと待っていたウェディングドレスの花嫁の元へ…。

 「旅に行けた健康記念」「初めて船に酔わなかった記念」…。

 色々な意味で思いの深いお迎えになりました。

 おめでとう、私。おめでとう、愛しき物語の住人達…レオンとソレイユ。

 小さな記念日のお祝い…。

 紺に金刺繍のドレス「オリエントサファイア」を着たSDローゼもとっても綺麗。


 寂しさの数だけ、側にいてくれたドール達へ…。

 『あなた達がくれた元気で、こんなに頑張れた。

 これからも、一緒に喜びを積み重ねて行こうね…。
  
 優しさと、愛情をこめて…。』

   
 不思議の国のささやかな宴…。
 

十味。

2009年10月16日 趣味
 温かい汁物が恋しくなるこの頃…。

 『薬膳十味唐がらし』を重宝しています。

 奥日光で作られているそうで、内容は唐辛子、黒胡麻、青海苔、白胡麻、山椒、蜜柑の皮、シソの葉と種、えごま、麻の実、けしの実が深い味わいに調合されています。

 鍋物やうどん、味噌汁となんでも合いますが、お蕎麦に使うと香りが特に良いような気がします。とてもまろやかで刺激の少ない唐がらしと思います。

 寒くなると恋しいのは、ほうとう…。
 身体がいつまでもぽかぽかするのが、これからの季節には嬉しいです。

 ・青菜わーるど・

 青菜類を植えるための土を整備中…。
 遊びに来る雀の口コミ対策を今度は真剣に考えています。
 カンレイシャでも簡単に防げそうですが、見目良い方法を…。
 前回は植木鉢を漁るヒヨドリの首が意外に伸びることを発見して、それなりに面白くもありました。後半は完全に鳥専用バイキングでしたが…。

 ・ドール・

 創作のお供には、登場人物をイメージしたドールを…。
 アイテムやメイクを時間をかけて追求するのも楽しみの一つです。


 創作時間…。

 つかの間に織りなされる物語…。

 もう一つの、世界…。

石鹸。

2009年10月15日 趣味
 秋晴れの朝…。

 風の涼しい朝は深呼吸も気持ちが良いです。

 最近のお気に入りは、オートミールの石鹸。

 オートミールが練り込んである、香りも良くてマイルドな石鹸です。
 小さな粒は泡立てるときに意外に役立つし、見た目も素朴な雰囲気がとても素敵なのです。

 様々な石鹸を使って楽しむのも好きです。

 ・青菜ワールド・

 セリがますます元気に。ニンニクも綺麗な緑の葉をすらりと伸ばしています。

 切り戻しや葉の整理をしている中で、セリの小さな葉は可愛らしくて和みます。

 ・ドール・

 寄り添い合うディスプレイに癒されます…。
 子供達のじゃれ合う雰囲気もとても好き。


 カーテンごしの、白い朝…。

 お茶をいれて、ほっと息をついて…。

 小さな楽しみを胸に描いて、大きく深呼吸をして…。

 今日という時の道を歩いていく…。

 新しい朝に、新しい紅茶。

 一杯の秘密…。
 

隼人瓜。

2009年10月14日 日常
 突然の嵐に驚いています。
 風と雷と雨がまるで台風のようです。

 隼人瓜をいただきました。

 食卓にはあまり馴染みがなく、漬け物用が一般的とありましたが、塩水で軽く灰汁をぬいて、塩・コショウで人参と炒めて、七味を入れ、醤油をさっとまわしたらご飯のすすむおかずになりました。
 大きさもレモン程度で、おかずを一品添えたいときにちょうど良いです。
 近くのスーパーで売ってくれないかしら…。
 一株で100個近く実るという逞しさにも驚きました。

  ・青菜わーるど・

 新しく加わった、オリーブと小手毬の挿し枝の経過を見守っています。
 先に挿したローズマリーもまだまだこれから…。
 根が張って、独り立ちするまでは、鳥のヒナを迎えたような感じがします。

 ハイビスカスの巻いた花びらを見ていると、「そろそろ秋物を買おうかな…」と考えてしまいます。今年はH&Mのアイテムを重宝しているけれど、混んでいることも多そう。閉店30分前の歩きやすさに少し味をしめています。

  ・ドール・
  
 フルチョイスオーナーの期間限定注文を考えています。指輪の入らないタイプの手にしてしまったので、変更したり…。特別注文の魅力はウィッグかも…。

 10月も半ば…。

 ファイル整理をしたり、創作を進めたり…。

 こつこつと秋を歩いています。

 朝の電話から、両親と自然公園に出かけました。

 公園は、キバナコスモスが鮮やかなオレンジ色の花を咲かせています。
 潮風が涼しく、池には鴨の群れ、池の石には鳩が日光浴…相変わらずのどかな風景でした。
 
 しばらく散策を楽しんだ後、舞浜へと移動して、ディズニーランドホテルでブレンド・ハーブティーの蜂蜜入りで一休み…。
 ヴィクトリアン調のシックな家具や、吹き抜けの高さに合わせた大窓、夕闇に外灯のつき始めた門の景色には、時を忘れて寛いでしまいそうです。

 その後、イクスピアリの凛やでへぎそばの夕食にしました。

 賑やかにお喋りもして、とても気分転換になりました。


 私にとっては、休日のお散歩+お買い物のコースですが…。

 最近、「目標1万歩」を目指す両親の万歩計を覗いて、初めてその道のりの歩数を知りました。

 自然公園を横断していくと、約2800歩。
 舞浜のディズニーランドホテルでお茶をしてくると更に1200歩。
 夕食をいただいて戻ってくる頃には更に2200歩…。
 休日コースが6200歩も歩いていたなんて…!
 お散歩が、少しずつ身体を丈夫にしてくれたのかな、と思いました。

 そして、ここから帰宅した両親は恐らく目標の一万歩に届いたことでしょう。

 私も、少ない目標から始めてみようかしら、と日頃の運動不足を反省しました。

タンブラー。

2009年10月13日 趣味
 朝、お顔のお手入れをした後に、ロクシタンのイモーテルのフェイスウォーターを使うと、目が覚めてすっきりとした気分になります。

 机に向かうときのお供はお気に入りのタンブラーで珈琲を…。
 「書き物専用」のカップも良いけれど、タンブラーは気楽で二杯分は入り、熱いものも冷たいものも温くなりにくいところが好きです。
 柄や大きさも気分で洋服のように選べるところが楽しいですね。
 スターバッ○スの神戸限定のタンブラーも素敵…。
 船の柄でお洒落なものを探しています。

 ・青菜わーるど・

 雀たちがベランダにとりつけたアンテナに毎日のように遊びにきます。
 もう、虫の心配ではなく、季節がめぐって日当たりの良い場所に戻ってきてくれたようです。朝から場所とり合戦で大騒ぎ。同じような3羽が遊びに来ます。

 夏に比べると、幾分一息ついています。
 来年の計画を練りつつも、当分は転勤がないといいな…と思っています。
    
 シクラメンの子供を虫から護る方法も練っています。
 先日、ハジラミのようなものが発生していて、ハーブウォーターが良いと聞いたのですが、そのとき家にはなく、手作りでも抽出液はあるものの、無水エタノールは無い…。とっさに、…ロクシタンのコロンで解決してしまいました。
 シクラメンなのに、シトラスの香り…。でも、少しは効いたようです。

  ・ドール・

 色々と編みたくなって、毛糸を選んでいます。質や色味を選ぶときが一番楽しいです。本も大人用から子供用まで見るので本当に楽しみな時間です。

 ドールのグラスアイには様々な色があります。
 海松色や松葉色…、鳶色など和の色味も味があります。

 色を見て、色から連想する事柄を書いていく…。
 そんなウォーミングアップが心地良い季節です。

すたすた。

2009年10月12日 日常
 彼が喉を痛めて寝ているので、今日は一人で買い出しに行きました。

 こういうときに限って、冷蔵庫は空。
 洗濯洗剤やらロール、電球まで切れていました。
 けれども、気のハリが心地良くて、カートに荷物を山積みにしました。

 川沿いの並木道…。
 今日は、ピクニックやバーベキューを楽しむ人で賑わっています。
 海に近いので鵜は見かけますが、カモメは少ない町です。
 思えば、UKはカモメの町でした。
 町中の公園はリスとカモメが多く、行楽客がマックのハンバーガーを差し出すと直に食べるほど…。
 でも、肝心の川は、白鳥などの水鳥の憩いの場…。 
 大・中・小、3種のカモメがいつも家々の屋根に止まっていました。

 川沿いの道を歩くのはとても好き…。
 仏のセーヌの河畔をいつも歩いた学校帰り…。
 町中の騒がしい方ではなく、町はずれ、ブローニュの森の外れ…。
 水は森を映した緑、緩やかに船が行き交う川の道…。
 何もかも包むような懐の深さが好きで、定期もあるのに歩いて帰っていました。
 大分歩いて、住宅街への橋を渡るときには、両岸は車通りも賑やかでせわしないのだけど、橋の下を流れる川は悠久の時を穏やかに流れていました。

 お総菜屋さんのお洒落なショーウィンドゥを眺めて行くのが好きでしたが、日本は日本で、焼鳥屋さんの屋台が美味しそうな風情を添えています。

 日本の川の眺めというと、秋になると渡り鳥達がV字を描いて飛び行く姿が印象的です。
   
 お家に帰って、鶏のシチューを鍋にたっぷりと作りました。
 元気になりますように、と願いを込めたら具が多くなってしまって、夕食分までもちました。

 仏の川沿いの道を、一度だけ彼と佇んだ日…。
 それは、○○年前の、一ヶ月後の今日…。
 川が結んだ縁を、思い出した日でした。

 抜けるような青空に、真夏のような眩しい日差し。

 風は柔らかく、涼しい…。

 秋晴れの公園を、朝食がてら散策しました。

 真昼の白い月がかかり、海は銀色の小波をたてています。

 公園は、橙色のキンモクセイの甘い風が吹いて、とても良い香りです。

 駅前に住む鳩たちも、今日は池のほとりで亀と一緒に日向ぼっこ。
 池に泳ぐ大きな鯉ものんびりとして、お互いにおでこをぶつけてしまったり。
 子供も大人も、お散歩のフェレットも、太陽を浴びて寛いでいました。

 木陰には、キジバトのつがいと猫たちがお散歩をしています。

 散歩道は松ぼっくりの落ちる頃。

 枯れた松の葉が藁のように敷き詰められ、セイヨウタンポポの雑種のような黄色い花が咲いています。

 野草の丘。

 そこは、年中雑草しか生えていない緑の丘…。
 冬には綺麗に刈り取られ、春には鮮やかな花が咲き、夏には草野原となります。
 秋は、タンポポとエノコログサの周りを背の低い緑の葉たちが覆います。

 野草には野草の、四季がある…。

 名も知らぬ草たちの、豊かな秋の実り…。

 行楽のお弁当をお昼に買って、キンモクセイの道を歩いて帰りました。
  

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