自然公園へのお散歩道を歩いていると、目の前を、蝉をくわえた鳥が過ぎっていきました。
 もう、蝉しぐれの季節が近づいているのですね。

 今は小鳥達のヒナが巣立つ時期。
 鳥の親は獲物をすぐに仕留めずに、狩りの訓練をさせるために持ち帰ったりします。
 巣立ったばかりの小鳥は、成鳥の鳴き声とヒナ声を使い分けていて、我が家のベランダにやってきた若いスズメは、最初ヒナが飛ばされてきたのかと驚いてしまいました。ふっくらしていて、動きもまだあどけなくてとても可愛らしいのです。

 7月10日は、結婚記念日でした。

 舞浜のKUA’AINAでマヒマヒ(白身魚)のサンドイッチを食べて、GODIVAでショコリキサー・ミルクチョコレート・バナナを分け合って、最上階のベンチでひたすら夕涼みを楽しむ、とても気楽なお出かけでした。

 穏やかな青空と、甘く緩い風は気持ちよく、石壁の涼しさにも思わず眠気を誘われます。イクスピアリはベンチや石のテーブルセットが多いので、必ず休めるのがとても有り難いところです。
 オリーブが実をつけていました。
 
 帰りは自然公園から駅までウォーキングをして、夕食にしてから帰宅しました。

 ただ、風の心地よさにまかせて寛ぐ時間…。

 ただ、同じ空を見つめる時間…。

 そんな時間がとても大切で、とても嬉しい…。


 自然公園は、合歓の花が満開です。

 紅の扇のような花…、夏の花火…。

 華やかな優しさに、心和みます。
 

もくもく。

2010年7月8日 趣味
 今日は久しぶりの強い日ざしがあったので、午前中いっぱいお庭にいました。

 梅雨の天気に油断は禁物。
 なので、晴れ間は貴重なのです。
 自然公園のお陰か、気温は都内が32℃予想でもここは28℃程度。
 むしろ室内が31℃なので、外の方が風もあって涼しく感じます。
 
 お外はどこも紫陽花が咲いています。
 自然公園にある、紫陽花の階段はとても素敵…。
 パステルで描いたような色彩は、雨空にも柔らかく似合うと思います。

  ・青菜わーるど・

 届いた菊鉢に、早速ナスを2株植え替えました。
 ナス専用培養土は、しっとりさらさら。
 今まで使っていた野菜用の土に比べてキメが細かく、湿り過ぎない感じが、
 湿度の高い今の季節に都合が良いように感じます。
 もうしっかり、株からはナスの匂いがする…。
 …少し前までカイワレのようだった新芽が、頼もしい少年くらいに育ってきた
 感じでしょうか。
 相変わらず、おっかなびっくりで、わくわくしています。

 朝顔の支柱もようやく立ててあげました。
 こちらは蔓が伸びてきて、風にゆれながら絡まる場所を探して、
 今日はスコップ、翌日は隣の植物と、まさにヨッパライのような絡み方…。
 きちんと支柱にまわしてあげました。
  
 産毛を軽くブラッシングしたり、葉の裏を洗ってあげたり…、
 夏限定のお客様は綺麗好き。
 …夜会にでも出かけて行きそうな、メルヘンを感じたりもします。
 生き物と触れ合うのは、大変だけれど、楽しいこと…。


  ・思い出小箱・

 夏の幻想…。仏。
 
 キツツキも遊びに来る、バナナの木の植わった庭の向こう…。

 白い館の大きな庭で、長いテーブルに運ばれてくる料理たち…。

 着飾った人々と、ドレスの少女たち…。
 
 或いはリヨンのアパート。

 階下の伯爵家に集まる、上品な紳士・淑女の人たち…。
  
 夕暮れは、夜への入り口。

 真夏の太陽の下、鳥たちは眠り、人々は笑いさざめく…。

 夏の夜会。

 ・考えるためのメモ・


 創作後の、空っぽのまま、ハーブティーを入れる…。

 一人でいることに、時々、疲れてしまうのです…。

 それが当たり前だった私はどこへ行ってしまったの?と、時々思う…。

 掌からすくいこぼれてしまうような幸せ…。

 大きなものが見えなくなる瞬間…。


 ゆっくり、考えたい。

 今があることに感謝しながら…。
  

カサブランカ。

2010年7月7日 日常
 カサブランカの白い花…。

 毎年、思い出してしまいます。

 祖父の代からのお知り合いで、父を幼い頃から知り、私達も小さな頃から
 「大ママ」とお呼びし、可愛がって頂いた方がいました。

 毎年この日には、赤い薔薇を贈っていましたが、あるとき「これからは白いカサブランカがいいのよ」とその方の希望で、カサブランカを贈ることになったのです。

 大きな日本家屋のお屋敷に、ご主人様が亡くなられてからはお手伝いさんと二人で住まわれていました。敷地内には庭を挟んで息子夫婦のお家があり、そこから3匹の猫がいつもやってきては、網戸に張り付いたりして興味津々でそのお方を見に来ていました。
 そのお方は私達が訪ねるのをとても楽しみにしてくださり、殊に父と思い出話をするとき、とても目を輝かせて嬉しそうになさるのでした。

 そのお方が91歳の時、「最近、物忘れをするのよ。もう歳かしら?」
 なんて戸惑ったお顔で仰られていたことは印象的です。
 父が「いえ、私もそういうことはありますですよ」と言うと、
 「あら!まだお若いのにあなたにもあるの?!」と心底驚いた顔をなさったものでした。実際は、とても記憶力は良く、背筋もしゃんとされて、茶道も舞いもなさる上品でお洒落な方なので、私達の方がいつも緊張するのでした。

 93歳で亡くなられてから、もう10年近くが経ちました。

 私が結婚する前、彼を連れてご挨拶に伺ったとき、まるで身内のように喜んで下さりました。お祝いにと頂いた、錦の鞄をこの日にはそっと包みを開けて眺め、手を合わせるのです。


 山裾の、昔ながらの玄関を出、庭の小石をたどって門に立つ。
 藍の空に月のかかる、門灯の下、そのお方が寂しそうに、でも笑顔で見送って下さったそのお顔とお声を、この日になると、純白のカサブランカと共に思い出すのです。

 ・考えるためのメモ・

 模様替えの2日目。
 本に馴染みやすい居間にするために、2段式本棚を分解して、ついでに書斎の本もあわせて並べ替えをしました。私はどちらかというと本を読みながら移動するタイプなのですが、ストレートの珈琲が美味しくなってからは、ソファにミニテーブルで、お茶をしながらゆっくり本を読んで楽しむ機会が増えました(集中の珈琲、安らぎの紅茶という使い分けでしょうか)。
 作業部屋も、きちんと布・毛糸の棚を整理して、ドールも整頓。

 帰るたびに家中の家具が移動しているので、「一人でやったの?」と彼は驚き気味。…結婚する前、父はいつも仕事で忙しかったので、私の実家は自然と「力仕事は女の仕事」でした。模様替え好きなところも、遺伝なのかも…。

 本当の夢は、自分流の書斎を作り上げることなのですが…。
 この夏はドール小物を製作するスキルを上げる作業場にしたいと思います。
 夏生まれのせいか、この季節は動きやすいのです。


 長い道のりの末に出会う詩…。

 もうずっと呼ばれていたのか、探し求めていたのか…。


 あさがお市の季節…。

 明日は、“カサブランカの日”…。

模様替え。

2010年7月5日 日常
 久方振りに実家の両親に電話をした彼。
 そのうちに、痩せた?という話になったらしく、彼は腸炎で痩せてしまったことは隠して、「えーと、☆★㎏になったよ…」『え?!』「あ、ごめん、間違えた、△△㎏!」。
 電話が切れた後、ぎゅーっとしてしまいました。
 何故って、彼が間違えてお義父様に教えたのは、…私の体重!!
 彼が訂正した後も、お義父様はずっと声がわらっていたそう。
 …もう恥ずかしくて、もっと痩せるまで帰郷したくないなあ…。

  ・お掃除・

 アイデア商品や雑貨、リビングの雑誌を眺めるのはとても好きです。
 うつうつで溜まったパワーを弾けさせるように、模様替え第2弾をすることにしました。家具を動かして、小物を整理して、新しい収納の提案をして…。
 部屋ごとのコンセプトをイメージチェンジ。
 特に作業部屋は、展示中心から、作業スタイルを追求する方へ。

 こうして物が減りながら、段々と新しい生活スタイルに切り替わっていくのでしょうか…。小さい頃から、引っ越しを重ねるたびに気がつけば側にある物が変化していたのを、思い出します。
 しばらくは、いい運動になりそうです…。

  ・青菜わーるど・

 菊鉢を注文しました。ナスやトマト達がどこまで頑張ってくれるのか、とことん面倒をみてみよう、と思います。発芽率の良さが、今は選定するのに迷う状態に…。本当はスペースのある限り、どれも元気に育って欲しいのですが…。


 新しいことと、こつこつ続けていること…。 

 そんな2つのバランスが、心地良い。

野菜の準備。

2010年7月2日 趣味
 晴れ間と雨の蒸し暑い日が続いています。

 もう7月…。
 彼の実家から届いたみかんで、喉も心も潤します。
 休日以外は缶詰の日々に、身も心も渇いている頃…。
 (その休日もつぶれると分かって今はうつうつ)。

 心の内側から生まれてくる言葉たちを、探しに行きたいこの頃です…。

  ・青菜わーるど・

 虫退治をした苺は順調に元気を回復しています。
 自然のままの古株はとても元気で、すみれと仲良く共生をして、お互いに花を咲かせながら実をつけています。 

 人参の植えかえをして、強風から護るためにペットボトルを切り抜いて簡易“風よけ”を設置しました。スコールや突風、雹などにも気をつけないといけない季節なので何かと気を遣います。
 
 ナスは大きくなったので、支柱と菊鉢の準備をします。
 朝顔も丸形支柱を立てます。
 トマトは割り箸に支えられながら、葉が増えてきました。
 産毛が本当に可愛らしいです。

 二十日大根を収穫して、サラダに食べました。
 今年は甘味の強い野菜が出来ました。

 バジルもようやく安心に生長を見守れるほどになりました。
 

 …沢山の心達が静かに熟成されていく…。

 …形のないまま、私の中に広がっていく…。

 …今は、言葉にしない方がいい…。

 …ゆるやかに、

 …幸せと悲しみの間に拡がる海へ浸そう…。

 歩いている、心の旅路。
 

暑さ・涼しさ。

2010年6月30日 趣味
 今日は久々に青空がありました。
 太陽を必要とするトマトやナスには恵みの日光です。

 けれども、そんな日は気温も上昇します。
 PCのあるデスクは室温が32℃。
 …エアコンの設置できない部屋なので、近頃は毎日この室温になってしまいます。
 唯一、冷風を届けてくれるのは、除湿器。
 表から冷風、背面からは熱風を吹いてくれるので、お肌は涼しいけれど室温は下がることはないのです(背面の風で洗濯物を乾かすのに活用していますが…)。

  ・wii fit・

 こんなときは、身体も重くなって、水分がたまってしまいがちです。
 身体が涼しいものを求めていても、お腹をぐっと押してみると実は内側は冷えてしまっていたり…。

 最近は軽く済ませていた運動を、今日はヴァーム缶を飲んでwii fitでしっかり運動をしました。そうすると、どこからこんなに水分が?という程、汗をかいて次第にけだるい暑さが薄らいできました。

 運動後はシャワーを浴びて、ロクシタンのシトラス・ヴァーベナのソルベ・ボディ・クリームをすりこんだらお肌もしっとりさらさら。
 相変わらず室温は高いのに、蒸し暑さがどこかへ飛んでいました。
 …肝臓のためにも、発汗でデトックスをする大切さを痛感しました。

 体重は順調に減少ペースを保っているようで、一安心でした。
 (血液検査の結果を聞きに行く時、リバウンドをしている訳にはいかないですものね)。
  
 なんだか、久しぶりに昔、お友達と近所の銭湯に通ったことを、思い出していました。…お風呂上がりの珈琲牛乳を瓶で飲むのが好きでした。

 秋葉原のホームに瓶の牛乳・ジュース専門のお店がありますが、
 前に見かけたとき、年数を重ねてますます盛況になっていて驚きました。
 何よりも、…あんなに種類があるのですね。
  

 大きな、夏が近づいてくる…。

 掌に、熱をもって…。

  ・W杯・

 良いひとときでした。

 こんな風に行く末にはらはらしながら、

 誰かの一生懸命を追いかけて、祈りながら、

 悔しいけれど全力で戦ったんだと思えること…、

 そんな気持ちになれる時間に出会えたこと…、

 とても充実しました。お疲れ様でした。

葉のお掃除。

2010年6月29日 趣味
 猫ロードにある、木製のベンチの下はすっかり猫の休憩場です。
 冷たく平たい石畳にお腹をつけて、周囲で展開される鳥バトルには
 どこ吹く風で知らん顔。
 気持ち良さそうに風にひげがそよぐ様に癒されてしまいます…。

 対して、オナガ様はなわばりの下にやってきたカラスに、
 猛烈なオナガキックをお見舞い。機敏なスズメ達は争っている隙に木の実を
 くわえて葉陰に埋もれようと飛んでいきます。
 …この逞しい姿にこそ、“野鳥”を感じます…。

  ・青菜わーるど・

 去年、シソを散々困らせてくれた、2ミリほどの黒く細長い虫が、
 今年は苺を狙って葉に群生し、瞬く間に食い荒らしてしまいました。
 ランナすらやられているので…覚悟を決めて、酢水を作って即噴霧…!
 道具は、歯ブラシと綿棒と割り箸、金の細い棒…。
 徹底的に、苺を荒らす様々な害虫駆除に取りかかりました。

 あまり酷い株には、天然由来のアルコール除菌で対処しました。
 (こちらはもう果実を諦めて、元気になって欲しい一心です)
 …さすがにこの対処法は効き目が強力でした。
 細かな害虫を駆除しただけではなく、…根から1.5㎝ほどの虫が…!
 …虫が本来苦手なので捕殺できないのですが、都合良く苺の花芽に
 しがみついて避難した様子。茎ごとカットしました。
  
 さすがに梅雨の時期は虫の季節です。
 赤・白・黒・金…とカラフルな害虫たちを駆除した後は、…胡麻をみても
 虫に見えていました。

 別の苺の蜂には、花に無関心な蜂が度々足を運んできます。
 挙動不審から、…蜂が去った隙にお掃除開始。…色々卵を発見しました…。

 ……毎日が戦いです。サボテン以外のどんな植物にも虫はつくのです。
 虫は苦手だけれど、…護ってあげなければ、育たない…。
 そんな思いに励まされて、あれこれと手を施しています。
 …明日も頑張るぞ~☆。

 酢水をまいたので、今日の庭はまるでおひたしなイメージになりました。
 今度はローズマリーを浸してから散布します。

 “諦めないで、一緒に頑張ろう”

 植物は、小さな友達です。
 

シェリーメイ。

2010年6月28日 趣味
 久しぶりに、ディズニー・シーへ行きました。

 舞浜の駅へ降りると、園内は勿論、可愛いクマのぬいぐるみを腕に抱えているひとをよく見かけます(子供から大人まで)。
 
 つい最近、マルガレーテ・シュタイフ(1847~1909)の人生やシュタイフの作品の歴史、テディ・ベアの誕生について読んでいたので、その光景はなんとなしにテディ・ベアを連想させます。
 ゾウの針刺しから始まった、シュタイフのぬいぐるみの歩み…。
 1903年のライプチッヒ見本市で、酷評を受けたクマのぬいぐるみが、終盤で訪れた若いアメリカン人バイヤーにより3,000体の受注が成立する。
 後に軽量で小型に改良された「ベルレ」が1905年に作られ、1908年に「テディ・ベア」という愛称がつけられ今日に至るのです。
 見本市から僅か4年後には、97万頭もの生産量を誇っていたテディ…。
 ウォルト・ディズニーもファンだったそうですね。

 それはおいて、「シェリーメイ」は「ダッフィー」のお友達の女の子クマ。
 ミニーがミッキーのためにハンドメイドで作ったぬいぐるみという物語です。

 男の子クマの「ダッフィー」よりも小型で、青く丸い瞳にぱっちりまつげ。
 頭に大きなリボンをつけて愛らしい微笑みを浮かべています。
 身体はミルクティー色。
 あんまり可愛いので私もお迎えしてしまいました。

 ところで園内は、庭園に力を入れているのでなかなか興味深いものでした。
 各所にファンタジアやフェアリーなどのテーマのあるものから、ハーブ園や花園など様々に趣向を凝らし、美しく見応えはあります。
 アーティチョークの紫の大きな花を初めて見たことと、…ショーを行う大きな池の周辺にある、マロニエの街路樹が“T字カット”なのが凄く気になりました。

 庭を楽しんでから、コロンビア号のバーでノンアルコール・カクテル“シャーリー・テンプル”で休憩。小粋なラグの流れる、落ち着いた大人の雰囲気のお店なのでゆったりと過ごせます。
 ディズニーランドは、ディズニーが描いた世界を味わう所…。
 ディズニーシーは、大抵、観光でのんびりしに来たという過ごし方をします。
 
 今年も、泰山木の大きな白い花が咲いていました。

 …「野生の鳥に餌を与えないで」という看板の前。

 スズメが、道に散らばったポップコーンをついばみ、側で“空腹で動けないフリ”をする知恵のついてきた太っちょヒナの口に押し込む…。
 かたや、カモ夫婦が、「なんかちょうだいアピール」で、私達の靴やズボンを嘴でいじらしくコンコン…と突っつく…。

 「野生」…?
 既に園内の食べ物により代を重ねてきたであろうこの鳥達が、どうしても野生に見えない私なのでした…。

 のんびりとした、良いお出かけでした。
 DNのデザイン変更はまだ検討中です。
 とりあえず、“ピンク色酔い”をしたので、元のような色彩に戻しました。
 うーん、多分、私色では無いのでしょうね…。
 ドールには使う色ですが、私は緑やオレンジ、ベージュや青が多い方です。

 余談なのですが、お外や友達には不思議な程、暖色系・寒色系とイメージが
 分けられて見られます。
 寒色系のイメージを持たれるひとには大抵、「シャープでクールな感じ」と
 言われ、暖色系のイメージを持たれるひとには「おっとりして明るい」と
 言われます。
 …どこで分かれるのでしょう?
 
 …本人的にはもちろん、シャープとかクールには思っていないんです。
 ただただ鈍くさい、恥ずかしがり屋で(いい歳だけど)、言葉のタイミングを
 思い切り逃すだけのひとなのです。
 …よく、「瞳に表情がある」と言われるので、…好きなことや芸術に触れている
 時に会う友達には暖色系のイメージをもたれることが多いようです。

 イメージといえば、昔、芸術系の友人に、
 「milkってインパラみたいだよね」と言われました。
 …未だに真相は不明…(もうどこからつっこんでいいやら)。

  ・ドール・

 ずっと欲しかったお人形専門雑誌“Dollybird13”が届きました。
 この一冊は貴重な教本になりそうです。
 バッグ、靴、帽子…。素材や展開図、制作方法が丁寧に載せられ、すぐにでも
 始められそう。

 展開図や型紙の創造力。
 素材の工夫、デザインの知識。
 まだまだ素人で、学ぶことは山積みだけれど、
 “好き”の引力は心強いモチベーション。
 …この夏は、裁縫道具や製作道具を本格的に整理しなくちゃ。


 いつも同じ風景の新芽たち…。

 けれども、日に茎は太くなって、葉の数も増えてきている。

 …文鳥のヒナみたい?(羽根が生えるまで、丸裸のままひたすら大きくなる)

 ナスも茎はもう立派にナス色に染まりました。

 変わらないけれど、変わっている…。

 『私色』は何色でしょう…?
  
 ……私は、万華鏡のようで、ありたいのです。

  ・樹羅の囁き・

 “新しいことをすると、運が開ける”と、どこかで読みました。
 気分転換よりも更に前向きな発想にあやかろうと、アンテナを広げてみました。

 新しい料理…、新しいドール服…、新しい野菜を育てること…etc.。

 アクティブ、というよりポジティブな発想力。

 好奇心のある困難は、強い飢えと集中力を生み出してくれる。

 大きな壁の前で立ち止まることも出来て、

 …深く呼吸をして、待つこと。

 そんな風に辛抱強くなれることで、壁は道へと姿を変える…。


 樹羅は囁く…、

 『…あなたの気持ちが、あの人の道標なのですよ…』

 この胸の輝きが、あの人を照らしますように…。  
 
 「ちゅら玉」の首飾り。
 緑に透けるガラスは浮き玉の形。暗いところでは仄かに光ります。
 小さなお伽噺が眠っているかのような、優しいガラス玉…。
 お気に入りのアイテムです。

 緑の宝珠というと、今年も“源吉兆庵”の“陸乃宝珠”を頂きました。
 マスカット・オブ・アレクサンドリアを求肥で包んだ和菓子です。
 果物のみずみずしさと上品な求肥の甘味が優雅な時を作ります。

 …あれから様々に一年が過ぎたことを思っていました。
 DNで知り合えた皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。


 去年の体力のピークは、神戸湾クルーズ…。
 船のデッキから眺めた、夜の明石海峡大橋が思い出されます。
 初めて船酔いをしなかったことと、憧れのドールメイクアーティストさんに
 お会い出来たことは今も宝物の思い出…。
 懐かしい神戸の町を歩いて、西村珈琲店でお茶をしたこと…。
 夏の大阪ドルパにも出かけて、海遊館と組み合わせたことも…。

 肺炎で入院した以降、縮んでしまっていた心が楽になる…。


 今年も、きらきらした思い出に沢山、出会えますように。


 緑の宝珠の、甘美な魔法…。

変更中。

2010年6月21日 趣味
 DNのデザインを変更中です。お見苦しいこともあるかと思いますが、
 どうかお許しくださいね。しばらく検討したいと思います。

  ・スープ・汁粉のこと・

 最近はスープがマイ・ブームです。
 お気に入りの料理本から、“アボカド・マンゴーのスープ”を作りました。

 アボカド半分、マンゴー半分、ヨーグルト、檸檬果汁、オレンジジュース、
 グレープフルーツジュース、はちみつ、しょうが汁、塩少々をミキサーに
 かけます。
 仕上げに、具として生ブルベリーを入れて出来上がり。

 フロマージュ・ブランのソースにしてもいけそうな、さっぱりとした美味しい
 スープです。

 おやつには、“くるみ汁粉”。
 こちらは茹でクルミを、ココナッツミルク、牛乳、はちみつの鍋に入れて
 弱火で15分。冷ましてミキサーにかけて出来上がり。

 スープの世界はドレッシングと同じく大変興味深く思います。

  ・青菜ワールド・
 
 トマトの生長が速いので、1ポッド1株に分けました。
 世の中では最初の花が咲く頃…。
 マイペースなところが家の子らしいです。

 悪天候にもめげずに、ナスや朝顔も元気に育っています。
 ランナを伸ばしていた末っ子の苺がまた花を咲かせました。

 最近は、中くらいの黄色い蜂が訪れるので実が成るかも知れません。
 (いつもは青く小さな蜂です)。

  ・ドール・
 
 注文していたウィッグが届きました。
 ブラッドレッドのシャギーのきいたロングスタイルですが、SD13南条に
 つけたらとてもカッコイイ。思い描くイメージに近づいてくるのが楽しみです。
 遠州紬の浴衣で夕涼みの展示をしています。…いいな、浴衣。


 今年の父の日は、ひまわりと胡麻豆腐のセットを送りました。
 ダブルで低調なので訪ねることはできませんでしたが、喜びのメッセージと
 飾った写真を見せてもらい、その小さなやりとりに私も家族の温かさを感じ
 ました。   

 …心もすっきり。夏の元気を胸に温める日…。

 夏バテが進んで、昨日は糖質だけで乗り切りました(これでは虫…)。

 これではいけない、と大好きなラタトゥイユでなんとか復活。
 脂質ゼロのヨーグルトを皿に落として、夏向きのスープに…。
 時々思うのだけれど、…ギリシャヨーグルトを売って欲しいかな。
 タンドリーチキンをギリシャヨーグルトで作るのが好きでした。

  ・青菜わーるど・

 昨夜まで、黒々とした野菜土に何もなかったポッド…。
 今朝、新聞紙をどけてみたら、一気にトマトが6本も目を覚ましていました。
 …去年は実家からわき芽をもらって育てたので、芽を見るのは初めて。
 ナス同様に、収穫は期待せず、気長に丁寧に生長を見守りたいと思います。
 何よりも、伸びるスピードの速さに驚きました。
 一晩で5㎝…。

 朝顔たちを植え替えました。
 お揃いの鉢に一本ずつ。それぞれ違う色が咲いたらいいな…。
 ふと、「七夕」を思い浮かべてしまいました。
 花びらは夏色の着物…。

  ・ドール・

 MSD「琥珀」のメンテナンス作業をして、綺麗になりました。
 暑い中、手袋・マスク・眼鏡をしてボディパーツにUVカットを
 吹き付ける姿は怪しい人全開。
 メイクは結局、幼げな表情から大人びた表情へと変えました。
 グラスアイはゴールデンロッドとボトルグリーンのオッドアイに。
 相棒の水色鸚鵡と肩を組んで展示中。
  
  
 これは面白いから読んでみたら、と彼に渡されたのは、
 「時刻表世界史」。
 いかにも鉄道好きな彼のチョイスなのですが、内容は鉄道のみならず、
 飛行機から船舶まであります。
 歴史に消えた時刻表、その隠された事情…等、まさに世界史を紐解く
 時刻表の本です。
 …最初、ぱらぱらと何気なくのぞいて、かつてあったというパリ~
 クールシュベール間の、クールシュベール空港が目に入りました。
 山の中の、530メートルの滑走路で、60メートルの高低差…?!

 …そんなわけで、好奇心のハートを掴まれました。
 歴史の光と影。
 識ること、出会うことに何も無駄なものは無い。
 世界を見る目がまた深くなる。それは大切なこと。
 第2の楽しみは、参考文献に出会うことです。


 …除湿器でとれた水が、何か役に立てばいいのに…と思ってしまうこの頃です。

ぼちぼちと。

2010年6月16日 趣味
 はまなす色の夕日。
 夕焼けに染まらず、薄青の空に鼠色の雲がかかる…。
 宮殿の天井画のようです。

 その青を眺めていたら、昨日の夕方は一気に湿度が高まり、
 ひととき町が深い青の霧に包まれて神秘的な光景に出会ったことを
 思い出しました。写真に撮っておけば良かったかも…。

  ・青菜わーるど・

 朝顔がお目覚めしました。丈夫そうな芽が出て一安心。
 …子供の頃、観察日記はヘチマでしたが、代わりに朝顔の絞り汁で
 絵手紙を書きました。天然色の美しさは今も目に焼きついています。
 今の子達もそういうことをするのでしょうか。

  ・ドール・

 MSD達のメンテナンス作業に取りかかりました。
 新しいデスクは、作業机としての使い心地は上々です。

 古くなったテンションゴムを外し、パーツをセラカンナで整えて、
 軽くペーパーをかけて、洗浄します。乾いたら、サーフェイサーを吹いて、
 アクリル画材・パステル等で塗装を施した後、UV効果のあるつや消しを
 吹いて乾燥。
 最後に、まつげやアイを取り付け、テンションゴムで組み立てて完成。

 …今回はメイク変更をするつもりなので、スケッチでイメージを高めながら
 作業をしていきます。
 …素朴で純情、微笑みかけてくれる子を描きたいな。


 今晩は、グレープフルーツのバスソルトで…。


 『小さなお茶会』にあった、ゴケケ鳥の言葉。

 “一生に訪れる不幸と幸福の数は同じ”

 悪いことは悲観せず、

 善いことに傲らず、

 …いつも通りのリズムで…。
 
 ・考えるためのメモ・


 今日は、発作休み。

 それでも、お天気が良いので、畳に寝ころんで庭を眺めてみました。

 鳩・スズメ目線の、“植木鉢わーるど”は奇妙なオアシス。

 特に、段々違いの苺兄弟は大きな葉を広げ、下から見るとヤシのような陽気な雰囲気があります。

 寝ころんでみて、ああ、と初めて分かりました。

 小鳥達の水飲み場として人気なのは、…スタンドがある所は絶対に“大きな鳥に襲われない”から…。 
 
 猫ロードの猫達は、最近は干上がった池を縁取る石で毛皮を伸ばしています。
 両手両脚をだらーと伸ばしている姿はとても脱力系で気持ちよさそう。


 “慈しむ”という、呼吸…。

 それが何よりもの、特効薬。
  

スープの朝。

2010年6月15日 趣味
 美しい梅雨の晴れ間になりました。

 雨上がりの朝は、風に揺れる緑樹の趣が違って見えます。
 葉はしなやかに、より色鮮やかに空の青さに映えています。

  ・スープ・

 冷蔵庫の減りが早いと思ったら、毎朝5人前用意しているのでした。
 結婚してから、休日以外は1人ばかりの私にはとても懐かしい量です。
 …家族で暮らしていた時の分量か…と思ったらすっきり。
 大鍋で作る煮物はやっぱり美味しくて、お粥も一日もつ程沢山作ります。
 大鍋の料理は大好き。その仕上がりの温もりにとても癒されます。
 トースターでは魚のホイル焼き。

 彼の腸炎で食べられない野菜は色々とあります。
 でも、「繊維と刺激が問題なら、絞り汁ならいけるかも…」
 
 今朝は、きゅうりとヨーグルトのスープにしました。
 絞り汁に冷やしたチキンスープ、プレーンヨーグルトを混ぜたスープです。
 元気な時は、コショウや角切り胡瓜を使うと食感も楽しめます。
 …トマトのゼリーを加えてもいけるかも…。

  ・青菜わーるど・

 植え付けて早々の梅雨寒な雨天だったので心配でしたが、ナスの子供達は
 みんな元気でした。
 セリの勢いがまた復活しています。お味噌汁の具に使うのが楽しみです。

 雨上がりのラベンダーの紫が、とても綺麗です。
 2年目にして花芽を沢山つけました。窓を少し開け、上品な香りの風を
 楽しみながら、リラックスします。
 今は、ハイビスカスの大きな蕾が咲くタイミングを心待ちにしています。

 
 久しぶりに、吉田秀和の本を買いました。
 学生の頃は夢中で読みましたが、長らくご無沙汰していました。
 96歳を越えられてご健在と知り、「永遠の故郷」を手にとりたいと
 思いました。
 遠い道のりを経てやっと、珠玉の時間に出会えそうです。


 診察の帰り道。
 電車を待つ間に立ち寄った駅ナカの輸入食材店でお買い物をしました。
 お手頃感覚で、目新しものが大好きなので、つい手が伸びてしまいます。
 
 「パイナップル・チリソース」。普通のチリソースよりも辛みはなく、
 フルーティな甘さが色んな想像力をかき立ててくれます。
 マイ・ブームです…☆
    

スズメと新芽。

2010年6月14日 日常
 お天気の良かった休日。
 絶好調で調子っぱずれな“愛の唄”を30分も熱烈に囀り続ける雀…。
 目を覚ましてみれば、朝の5時。

 そのプロポーズが実ったのかは分からないが、新鮮なバジルの新芽を3つ、
 葉っぱだけ食していった…。

 ……どうしてそういうことをするのかな(TT)。
 …プロポーズの贈り物…?

 “スズメの減少”をニュースで見ました。この問題は、世界各地でも囁かれているのではないでしょうか。

 自然公園の側でみかけるスズメのねぐらは、駅のロゴマークの裏、
 外灯の隙間、団地などのナンバー(☆号棟)の裏、カラスの来ない
 葉の鬱蒼とした樹木の中…。

 人家の道ばたでは、巣立った小スズメ達がよく踏まれそうな所で背を向けて遊んでいます。
 自然公園ではむしろ、…カラスにくわえられ、仲間が戦う姿を見かけるのです。

 …厳しい環境で生き抜く様を思えば、…バジルの新芽くらい…。
 ベランダで日向ぼっこされるのは、平和なのかも知れませんね。
 風が吹いたときの、頭の逆毛が可愛いくて好きです。
 
 時々、鳩のプロポーズと二重奏になると大音量。
 “頑張れ”と応援しつつ、…植木鉢をガードしています。
      
  
 今日は、どんよりとした雨模様。

 こんな日は、美味しい紅茶とクッキーで…。

 思い出す…。

 傘をさしながら、野薔薇や野苺の橋を渡って歩く、買い物道…。

 “Patchy"か“Shower”か“Heavy”か…雨は気まぐれ…。

 …私達は、雨の気まぐれでティータイムにする…。
   
 温かい紅茶と、クルミパイ。

 …オルゴールのように繰り返す、…優しい時間。


 “梅雨”が始まります。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索