高く…。

2007年11月1日 日常
 スーパーでお買い物をして、袋に詰めた後、カゴを「カゴ置き場」に積もうと思ったら……。
 身長の1.5倍の高さまで積んでありました。
 届かないことよりも、あの一番上は、一体どういう人が積んだのかが、謎。

 貯金月に、様々な誘惑から目を逸らすのは、結構難しい。
 クリスマスのドールイベントに向けて、力を溜めているものの、毎回確実に買っているCDが2つも発売される予定。
 「この程度なら出せる」という小さな誘惑が、雪のように舞い降りてくる。
 
 積もり積もると、……あのスーパーのカゴのように。

 創作もお散歩もタダだけど、インスピレーションとの出会いには、投資したい。
 
 それにしても、トマト4つで500円は、高いですね。最盛期を終えたとはいえ、全体的な物価の上昇が目につくのは、本当です。50円でも違うと、一ヶ月では1,500円も変わる。
 一番工夫が求められているのは、食費のやりくりです。

そろそろ。

2007年10月31日 日常
 人間用のセーターをそろそろ編み始めないと、冬本番に間に合わないかも…。
 ほころびたセーターも、今年は解いて、別のアイテムに編み直してしまうつもり。

 つまらない喧嘩で、…思わず冷凍庫に残っていた、彼の分のシューアイスを一つ頂いてしまいました。
 その40分後。
 彼が、ホンも鳴らさずに、自分で鍵で開けて帰ってきた。
 気まずくて、デスクで見ないフリをしていたら…。
 頬に、冷たいものを押しつけられた!
 彼:「さっきは、ごめん…」
 正体は、…マックフルーリー(チョコチップアイス)。
 仲直りのために、…彼は、私にマックフルーリーを買ってきてくれたのです。
 私:「…」
 彼:「まだ、怒ってるの?」
 いえ……。
 彼のシューアイスを食べてしまったことを、…謝るべきか、悩んでいました。
 心配そうに、…アイスを差し出す、彼…。
 泣く泣く、…受け取って、食べました。
 で、後で、白状して、……怒られました。
 彼:「どうりで、食いつきが悪いと思った!」
 んにゃ〜!
 私:「どうして、喧嘩したのに、アイスでつられると思うの?!」
 これ以上は、……見苦しくて、書けません。

 違うことで喧嘩しているのに、彼のアイスを食べたことだけは、謝る私。
 うう、負けた気がする!
 けれど、食べた者勝ち?

 嬉しくても、…素直にありがとうと言えなかった、…私。 
 

潦。

2007年10月30日 樹羅の囁き
 「潦」は、にわたずみと読みます。
 雨で出来た水溜まりの水が、高低差を流れる様を現す言葉です。
 この一瞬を見逃さないところに、日本語の美しさを感じます。

 ・ドールのお話・

 造形村の細筆を手にしてしまうと、もう他のメーカーが買えなくなるほど、使い勝手が良いです。ペンを持つような重心のかけ方が、あっているのでしょうね。
 27?のメイクを頑張った後に気づく。…半光沢とつや消しで描いていました。67?には、つや有りのクリアで済ませていたので、盲点。そういう時に限って、会心の出来で、…泣けてくる。そして、「これはこれで気に入ったから、別のを光沢塗料で描く」という、ロクでもない根性も芽生える。
  
 ・樹羅の囁き・

 感情を一つずつ封印され、…再び取り戻すまでの話しを書いている。これは、昔書いたものの、完全書き直しだけど、…今ならば、とても親密に状況を考えることが出来る。

 忘れる時は、ふと思い出すことが出来る。
 失う時は…、いつ失ったかも、それが何だったかも、分からない。
 忘れた気持ちを取り戻す時は、懐かしささえ伴い、少しだけ怖かったり、或いはこそばゆかったりするもの。
 失った気持ちを取り戻す時は、…むしろ動揺も抵抗もなく、全く他人事のように「この感情は何?」と思う。

 ほんの数年の間に、実際に経験してしまったこと。
 だからこそ、今、自分でもう一度筆を執ろうと思った。
 とても、苦しく、とても、怖いこと。
 様々な登場人物の角度から描く文体でなかったら、今だに触れることすら出来ない。
 全てを取り戻した気持ちは、まだ、私にも分からない。
 何故なら、「全て」は永遠にないから。
 人は、日々どこかで新しい感情を吸収し、また、生み出していると思うから。
  
 ただ、プラス感情もマイナス感情も、どれも欠けてはいけない。これだけは、いつでも心に留めているつもりです。
 もし、毎日、一つずつ感情が失われていくとしたら…。
 最後まで、とっておきたい感情は、何でしょうか。
  

潮風と…。

2007年10月29日 樹羅の囁き
 フェレットがお散歩しているのを、見かけました。
 白い細長い身体をゆったりと動かし、鼻先を動かしながら、地を這うようにして歩いています。
 その先には、……ホットドッグ屋さんが。
 肉食獣の本能でしょうか。

 涼しくなった夜に、ふらりと散歩に出かけた。
 私が行きたいと言うと、自然と彼は「うん」と頷いた。
 二人で、ただ歩く、月夜の道。
 大通りの雑踏にも負けずに響く、虫の音。

 夢を織り、夢に織られ、紡がれる人の道。
 この大自然だけで形造られた空と、アスファルトの道の間を、私は進む……。
 夜の大気を彩るのは、闇に溶けた海の気配。
 私が小さいことを知り、ほっとする。
 私に壁がないことに、ほっとする。
 
 そうして、家路が恋しくなる、散歩道。
  

転じて。

2007年10月27日 趣味
 ・ドールのお話・

 台風予報で外出予定がご破算になったけれど、代わりにwebショッピングで逃した27?ドール用の品物が全て再入荷されていて、手に入りました。災い転じて…?
 
 お気に入りの人物を27?で作るか、67?で作るか悩む。27?の利点、小物を揃えようと思うと割と経済的に済むこと。67?の利点、限りなくリアルな表情が作れるところ。存在感も違う。ただし、衣装にもそれなりに予算がかかる。
 結論、とりあえず27?で、貯金して67?に。

 今回27?用に出た黒系の商品を活用すると、銀河鉄道999のメーテルとかも出来るかも知れませんね。
 ヴィクトリアンとゴシック調を組み合わせて、大人ぽい演出をさせるのが目的です。女義賊のお洒落な休日といったところでしょうか。褐色肌に合わせようとしているので、どうなるかな。
 エレガントでアクティブに、憧れます。

 27?で作る時に、男キャラの目を細い筆で描くのが、相変わらず苦労します。ついSDみたいな瞳にしたいと思ってしまうのですね。できれば、SD13「ウィリアムズ」のような…。

 ・書き物・

 一息ついた休日らしく、お遊び的な思考で。
 お城で飼われているペットの視点から、お城を散策させて、城内の様子を描く。
 城というと、輪切り絵本だの、中世の資料だの、UKで買った現役の城アランデルの資料だの、UK版PC用ゲーム(リアルでハードでクリアに挫折)だのありますが…。
 そこは、楽しく。
 完璧に計算された建築物だけに、考えられない要素が欲しいと思ってしまう。
 まずは、柔らか頭で、お散歩。

 ・本・

 最近、お気に入りの漫画「とりぱん」。
 あれだけ、水鳥の区別がつくのが、偉いと思います。UKで、目にしたおびただしい種類の水鳥を、写真を元に、もう一度根気よく調べてみようと思いました。庭の広い家が羨ましい…。
 ただ、一つだけ…。
 鳥には、まつげがあるのですよ。

その分は。

2007年10月26日 趣味
 報酬が家計に吸い取られていく…。

 寒いと寝室から出られなくなる(そこにしかエアコンが取りつけられない)家の造りは、どこか間違っていると思う。

 人物のアウトラインを深めるためだけの、小話を幾つか書きたいところ。自由自在の世界を一つ手にしていて、やはり飽きないのは、隣同士の文明や社会と、どう付き合うかということ。
 国によって、姿勢も違う。
 他国の文化を対等な目線で学ぶ姿勢で臨んでいるのか、自分達の文化として吸収しようと臨んでいるのか、全くの異文化として一線引いて付き合うのか…。
 テーマを見失わなければ、何でも試してみる価値があると思う。人物(種族)・環境・社会は様々でも、テーマだけは必ず統一で色々試してみる。
 そんなことで、何でも書き込むイメージトレーニングの時が、一番好き。…本編始まると、最後は地獄ですが。
 実際、一番好きなのは、全てに縛られない、子供の目線から書くことです。特に、ピノキオ(原作ではなく、ディズニーの)みたいな、分別のつかない真っ新な視点で世界を歩くのが好き。
 
 ピノキオといえば、テレビを観ていて、自分の屈辱や恥じをぐっと堪えて踏ん張る、底力とか気骨とかを発揮する前に、繊細になって自分を責めてしまう人がいるのだな、と思った。
 もう一つ、…その人に消化する時間を与えない人もいるのだな、と思った。

 私が今、消化したいのは…。
 些細な報酬と家計の配分問題で、彼がでかけた後、ぷつんと報酬で買い物をしたこと☆
 ごめんなさい、ごめんなさい(土下座)。

実像イメージ。

2007年10月23日 映画
 犬が背中を壁につけて、床にお尻をつけ、両脚を投げ出して座る姿−ずっと、漫画表現だと思っていました。
 本当にやるんですね。猫はやりますよね。

 UKの古本屋で見つけた、ドール服の雑誌を広げると、そこにはお洒落着の歴史と、幅の広さを思い出させられる。
 ドール服は、割と、大雑把に中世風、カントリー風、宮廷風、ファンタジー風と、ゴシック風、中華風と、分けられている感がありますが…。
 UK風に、エドワーディアンとか、ジョージアン、ヴィクトリアンなどと分けられるのも、また新鮮な感じがしました。
 日常服でも、階級によって細かくファッションも違う。
 時には、歴史の匂いがする服もいいかも。
 雑誌にレシピが載っているのも、本当の洋裁の本みたいで、またお洒落でした。

 つい最近、ヴィクトリア女王の映画を観たのですが、UK制作でなかったら王室に怒られそうな、スキャンダラスな内容でした。
 また、細かな歴史背景が当然のように盛り込まれていて、見ている方は確実にその時代の予習が必要な雰囲気。
 資本主義が確実に力をつけていく様子が、何の前触れもなく議会模様で展開されるので、頭で年号を割り出さないといけない。
 裏話という程でもないけれど、ヴィクトリア女王の息子の、美しい嫁の首に手術後があって、それを三連の真珠で隠していたところ、お洒落がブームになってしまったエピソードなんかもありますが…。そんな場面すら、食事中にただ一人、黄色いショールをかけている人がいて、黙々と食べていたヴィクトリア女王が、最後に席を立つとき、「ショールが素敵ね」という一言に集約されていたりする。ただ見ていると、褒めているのか、皮肉なのか、分かりづらい。
 
 ただ、さすがと思うのは、階級や出身地の英語の使い分け。
 一つのお城で様々な英語が飛び交っていたのが、一目で分かる。他の映画でも、主、貴族、侍従、厩、下町くらいの区別はあるけれど、…この映画は更に細かかった。会話のマナーもかなり細かい差があって、恐らく、UKの人ならば、これを見ただけでその人のデータが割り出せるのではないだろうか。
 
 一つ、意外な発見がありました。
 それは、UKにいるとき、ヴィクトリア女王についての、ドキュメンタリーを見たのですが…。
 それと今回の映画では、微妙にイメージが違っていました。
 ドキュメンタリーは、上品ではかなげで一途で、エレガントなイメージを押し出していました。

 今回の映画は、かつて私が見たロミー・シュナイダー主演の、ヴィクトリア女王の映画と、性格がやや似ていました。
 気が強く、思い立ったら即実行。パーティがあろうと外に飛び出し、そのまま出かけてしまう。
 スキャンダルになる相手役の馬の世話係の性格も、ずけずけと率直に飾らずに物を言い、ヴィクトリア女王を引っ張っていくところが、…前映画におけるアルバートの性格に近い。

 実像は、その時代の人のみぞ知る、ですが、多角的に情報を見ることで、また面白さが拡がります。

 きっと、ベアトリクス・ポターも、ピーター・ラビットでイメージが終わっている人がいるのではないでしょうか。
 羊の品種改良とか、意外と知らない人もいるかも知れませんね。
 
 物語でそんなリアリティがもっと作り込めたら、楽しいでしょうね。「北の国から」を創った人も、表には出ないデータを作り込んでいるそうですね。
 人間は、深くて、意外で、思いがけない方が、面白い。

 …犬のポーズは、本当、驚きましたけど。
 インコも逆上がりとかするから、動物は本当、…意外の連続です。
 
 ようやく、仕事を一本仕上げる。
 
 引っ越しばかりを重ねていると、終の棲家にふと憧れる。
 若いほど、ローンを組む年数も長期にできるし、返済金額もそこそこに設定できる。もっとも、それだけの責任の重さものしかかってくるものと思われるけれども。
 しかし、どんなに憧れていても、転勤族には難しい。
 酷い時には年に2回、引っ越し代金でボーナスや蓄えが終わる。 
 現実的な問題はともかく、終の棲家の持つ魅力は、家と年数を重ねる楽しみと思う。実家というのもいいけれど、自分の城としてワインのように家と共に家庭を熟成させていけたら、愛着もひとしおだろう思う。
 
 転勤はある種楽しい。忙しいけれど、新しい土地に住み、新しい文化や歴史を肌で感じることができる。違ったスタイルの生活をすると、また違う角度の自分や相手を知ることもできる。
 環境の違いが、今までさほど気にかけていなかった分野の本も、手にとる切欠をもたらしてくれることもある。
 それは全て栄養となる。
 新鮮な感動と共に表現される方と、じっくりと理解の熟成を深める方とにより分けられる。

 そんな外向きの心のベクトルを、内側に向けてみたい時がある。家そのものに、自分の主張をもちたいと思う時がある。
 一見、「物と心」は分けられるようだが、家には確実に個々のヒューマン・スペースが存在するのだ。
 借り物の家を点々とすると、……「他人」という四方の壁に囲まれて暮らしている。ヒューマン・スペースは、常に宙に浮いている。そして、退去するときには、何の思いも残してはいけない。

 月の綺麗な夜。
 ふと、帰ってきて、無表情な同じ顔の集団のような、団地を見上げて、……「一年草のプランター」という言葉が浮かんだ。
 

時をつかまえる。

2007年10月21日 日常
 例えば、webでイベント販売が開催される場合、開始時間くらいは、メルマガに通知しておいて欲しいと思います。
 朝ご飯を食べた、15分が命とり。えーん。
 確実に手に入れたかったら、現地に足を運ぶべきですね。
 いや、勝負にもなっていないんですが……。
 取り逃がした獲物を、オークションで倍額で落とすのだけは、絶対にイヤ。

 気を取り直して、イクスピアリのKUA ’AINAの、マヒマヒのバーガーを食べに行きました。途中、ラジオのスタジオで河村隆一をゲストにオン・エアをしていた。
 claire’sで27?ドールでも使えるようなカラーゴムを買ったりしていたら、気分もすっきり。
 セルフォイユのエピスリーで、新しい味覚を発見したり、ただでもらったゆず茶でほっと息をついて和んでいました。
 
 ニュートラルな自分でいられる時間は、いつでしょう。
 大抵、主婦か仕事の顔をしている。趣味をしている時も、頭の中はもちろん、趣味の内容でいっぱい。

 ゆず茶を飲んで、ほっと息をつける瞬間。
 温かさが体に染み渡り、ほぐされる時が……「何でもない自分」の顔ができる、時間だと思います。
 こう書くと、頭の中が真っ白になったみたいだけど、意外と真っ新な方が、素直な気持ちになれます。
 
 そして、帰宅して、……調べ物をしているうちに、27?ものまで知らない間に逃していたことを知る。
 だから、webで開催するときは、開催期間と開始時間を(以下同文)えーん。

 まあ、世の中、そんなものです。
 その晩、セルフォイユで買ってきたディップに、癒されましたとさ。

隣のディズニー。

2007年10月19日 日常
 毎晩、花火が気になって気になって……。
 スーパーの駐車場から、ディズニーリゾートの花火は見えるのですが、……行きたいです。

 大学生の頃は、とても油断がならない場所でした。
 何せ、地元というのは、……どこに知り合いがいるのか、分からない。
 一番知り合いが多いときで、まず、ディズニー勤務の友人の親から安いチケットを頂き、園内のチケットブースに友人、写真館に友人、清掃係に友人、お土産売り場に友人、レストランにも友人。キャッスルステージ前の誘導係に友人の妹、バックステージに姉の友人、縁の下で働く人に実家の隣人又は大学の先輩、果てはホーンテッドマンションに高校時代の元同級生(私は彼等を知らなかったけれども、向こうは知っていた。友人の知人)……。
 彼と歩こうものなら後日、「いたでしょ」とあらゆる所から言われて、結構、デートとしては勇気のいる場所でした。
 最近では、イクスピアリのレストランに友人の姉弟が勤めていて、また驚かされましたが……。

 ディズニーに故郷の匂いを感じるのは、小さい頃から通ったというよりも……案外、「見知った顔」のいる場所だからかも知れませんね。
 でも、遊んでいる時の顔って、目撃されると何故か恥ずかしく感じてしまったりします……。

 今、「ディズニー・ア・ラ・カルト」の壁紙が可愛いので毎日眺めています。妙に感心するのは、……ミニーって、髪型を帰られないけれど、おしゃれだなぁと。そういえば、黒のストッキングを履きこなす辺りも、とってもお洒落。必ずハイヒールだし。
 イラストを描く人達は、ミニーを綺麗に見せるのが上手いなと思いました。「レトロな若さ」「新しい落ち着き」そんな逆説的な表現すら似合ってしまうのが、面白いと思います。

 結局、毎日花火を聞きながら行きたいなーと思っているだけなわけですが……。最近、複雑なのは、……子連れの同級生と鉢合わせることかも。いえ、ほのぼのしていて、それはそれでいいのですよ。世間の少子化対策の風のせいか、自分が何故か「負け組」に感じてしまうのが、……情けない。夢なんですけれどね。いつか、昼間のディズニーで、子供と散歩するのが…。

 舞浜で降りると、アンバサダーホテルのカフェで休むのが好き。あのアフタヌーンティーは、見た目も綺麗で、ボリュームがあって、それだけで満足してしまいます。ディズニーストアで、大人なデザインのタオルとか見るのも好き。…で、帰ってしまう。
 
 家の中では花火が時報みたいになっているので、段々、雨の日に聞こえないと、物足りなく感じたり。
 パーク内に入る魅力って、「この中ではもう他のことは出来ない。遊ぶしかない!」と、解放してくれるところ。
 空港に入ると、「ここはもう日本と思うな!」という感覚と似ています。
 「どこでもない場所」の魅力が、ディズニーに行きたいと思える。
 ……入ると、知人の目を忘れるのも、…もう慣れました。

夜は。

2007年10月18日 日常
 眠れない日は、蜂蜜酒で一杯いきたいところ。
 ポルトーでもあれば、少しは良い夢が見られるかも。

 心に溜まった、尖ったかけらを、一つ残らず掃除して、真冬の晴れた夜空のような、きんと澄み切った青さを取り戻したい。

 寂しいという感情が、何かのエネルギーに変換できればいいのに。……見守るというのは、結構、エネルギーがいること。
 見ていると、伝えたいことが多すぎて、……苦しくて、側にいられない。伝える時間もないのは、本当に堪える。

 空気みたいに大切な存在であることは、……時として、無情だと思えてしまう。何故なら、私も彼も、それなりに変化していることがあるから。なのに、感じ取る時間すら、許されない。
 
 何故、笑っていられるの? 
 深く考えなければ、本当にそれでいいの?
 絆さえ信じていれば、それ以上は求めないの?
 分からない。

 笑顔を護るためなら、笑顔でいましょう。
 そういう綺麗事は、……もう、言いません。
 一年という早さで、心の淵から戻って来られたのに、また無を見たくはないのです。
 泣きたいときは、沢山泣きます。
 例え、……側で眠っていても。

 時には、独り言。

 ところで、一ヶ月で3日くらいしか、まともな会話がない彼は、私がたまに寂しいというと、「そろそろ、インコでも飼う?」と聞いてきます。
 これだけで、……色々と、諦められる。
 鈍感力の威力を、見せつけられる瞬間です。
 全部カタカナで書くと、ア○ンジア○ンゾのキャラクターみたい。…あれは、あれで、好きですが。

 日中夜、悪者側の心理描写を書いていたせいで、…ワルい気持ちです(毒ブレスモード。

 少し、ワルモノについて、考えてみる。

 数年前までは、物語における悪役とか悪者というのは、RPGぽく、単純明快に「主人公or人間を、邪魔するor迷惑をかけるor殺そうとする者」で片づけがちでした。
 主人公から見て、インモラルな奴。
 今は、「敵」と「悪者」の区別に関して、どっぷり考えるようになりましたが。

 最近、気になったことで、「この悪者は、困った人でずれているが、悪く思えない」と感じる人がいるということ。

 問題の言葉は、「ずれている」という感覚です。
 ここで、怖いのは、「この人はずれている」と感じた時点で、その人がやった数々の犯罪の事実が薄れてしまい、「訳があるから、悪いけれど許せなくはない」と結論づけること。

 一体、どこまでが、「ずれている」で許されるのでしょうか?
 とても危険な曖昧表現だとも思えます。
 勧善懲悪の発想も、裏返せば、きちんと成立した道徳観念の壁をぶち破る人、という時点で、何か単純思考の罠に落ちそうな気もありますが。
 
 話の焦点を戻して、「ずれている」という解釈がでるのは、一体、「自分とものさしが違う」ことを調べるために読んでいるのか。「自分と哲学や道徳観念が違う」と感じることで、すぐに「無関心」に逃避する行動なのか。
 いかんせん、その曖昧な納得によって妙な理解が生まれ、「本人が悪いと思っていなかったから、そう悪者でもないよ」という姿勢は、どうでしょうか?

 例えば、悪者は、自分と違う哲学や道徳観念及び、精神状態を持っているのは、ある種、必然的に予想出来る事態だと思う。中には、むしろ共感を覚える人もいるだろうと思う。
 けれども、物語の悪者として理解するには、一旦、主観から客観に頭を戻す作業も必要と思う。
 いつの間にか、麻痺する、妙な情の罠から、物語の意図する悪者を把握するべく、頭を冷やすためである。

 結論として、物語において、そいつが「悪者」なのは、「不道徳」「非常識」「法律違反」「倫理的に問題」etc.という要素に加え、……「個人的にいただけない」かどうかが、受け手の鍵になってしまっている模様……。

 戦国ものなどは、「対立関係」ということで、どちらかの側から見るかで「悪者」が変わってしまいます。でもあれは、「敵」という観念から来るから、悪者という観点ではないと思う。
 その場合は、「敵」になった結果、何が起こったかで「悪者」に昇格すると思う。

 しかし、……どこか、「ずれている」という感覚には、「悪者=自分の敵?」的な思考要素があるように、感じられる。
 混同した思考は、…今日のテレビを見ても感じられ、混同した結果、混乱した者は「ものさしが違う」で逃げる一面もあって、こちらまで、訳が分からなくなってしまいます。

 「本人に自覚があるorなし」で変わるのは、向き合う人の姿勢であって、悪いという事実ではない。向き合う人が、煙にまかれてしまうべきではないと思う。
 
 生まれた時は、何もなかった。
 後から沢山、覚える壁が増えた。
 でもそれが、……共存するためのルール。
 
 ところで、「道徳」ゲームがあったら、どうでしょう?
 「道徳に反する」と感じた者を、次々とピコピコで……。
 それは、……うっとうしいかも。
 ある種、フィールドで倒すモンスターみたいだけど。
 雑魚モンスターは、ただの「敵」なんですよね。
 悪意の有無が、悪さの決め手ということではない。悪意について考えるのは、事態の解決について考える時に、また別の問題として発生するもの。

 色んな解釈や、感想があってもいい。「ずれている」も、別にいい。ただ、それによって、その後の思考が、「ずれて」自分で混乱していく姿が、見苦しい。ある種、頑固な意志すら感じる。
「ずれている上に、こんなことをして、悪い奴かも」or「ずれているくらいだから、こんなことをしても、悪く見えないのは何故?」くらいに、感覚を引き上げて欲しいと思う。

 良いことも、悪いことも、色んな角度から、必ず一度、立ち止まって、ポケットから色んなものさしを出せるようになりたい。

 んー、ここまで書いておきながら、人間の心理や行動って結構、本能的な部分が大きいんだなと、実は密かに感じているんです。
 登場人物にとって、壁と感じるものと、どう付き合うかで、悪者の定義も色々変わってくる。

 何日も悪者を書いていて……ずれたのは、私かも?
 
 遙かな場所へと、想いを馳せる……。

 気紛れな、雨の匂い……。

 穏やかに微笑む草原の淡い緑……。

 誰もいない、バス停を横切る、民家の夕餉の風……。

 空を寸断する、雲と晴れ間の境を埋める、教会の音……。

 長い散歩の間、唄い続ける葦の原……。

 時を動かす、清流の踊り……。

 手を伸ばせば届きそうな、つぐみと二人の時間……。

 樹羅が囁く。

 「風が、時の糸を震わせるだけ……」

 ああ、それで今朝は懐かしく想うのですね。
 あの、UKの景色を……。 
 

重なる。

2007年10月15日 趣味
 昨日の今日で、具合も良くなったので、今日こそはサーフェイサーを吹きました。
 ベランダで、肌も喉も弱いから、完全防備でドールの首を手に次々とスプレー缶を吹く女…さぞ、怪しかろう。
 眼下の中庭では園児達が遊んでいるので、…思わず背を向けてしまって、更に怪しさ倍増…。

 ドールメイクにいそしんでいたら、…仕事関連の電話が。
 PCデスクを作業台代わりにするのは、…止めます(反省。

 起動中に何度も表示されるランタイム・エラーが、いい加減気になるところ。それでも使えるから、つい使ってしまう。そのうち、自作PCをやめるかも…。最近はスリム型で、置き場所に良いとは思います。

 幼SD用にいつか編んだ、ピンクのベビー靴が、スターチャイルドのロップイヤーの子ウサギにぴったり。ピンクの編み靴を履いた、真っ白な子ウサギのぬいぐるみ…。
 とっても、可愛いです。

 ディスクの一時停止を押したように、山場で止まっている仕事が2本。
 
 毎日があまりにPC漬けなので、眼下に勧められたのが、「遠視用眼鏡」。
 要するに、わざと視力を落として、眼の筋肉を和らげるものですが…。
 ドールメイクをしながら、思わず眼鏡をかけていて、気がつきました。細かい作業なのに、意味なし!
 日頃の習慣も、時には困ったものです。
 
 なんにせよ、黙々と作業をしている時が、…幸せ。
 

一息。

2007年10月14日 趣味
 街の周辺には、公園が多い。
 野鳥保護地区もある。
 道の端に、樹木が寄り集まった小さな木陰も、所々にある。

 これだけの緑や土があって、…うさぎもリスもいないことが、ふと寂しくなります。
 世界は広いから…いないのが当たり前とは、思いたくないのです。
 
 ・ドールの話・

 ドールメイクのために、サーフェイサーを吹きたいとうずうずしていますが、…なかなかタイミングが計れません。
 DDのメイクも、ソフビ用のサーフェイサーを切らして無念。

 キャラのイメージが変わってくると、微妙に表情を描き直すのが好きです。それほど、マメにはやりませんが…。

 たった今の悩みは、アクリルアイを固定するのに、わざわざ里帰りに出すかということ。同色のグラスアイを試したけれど、いまいち。…人外の雰囲気に猫目を使うのも、目的と違うし…。

 アイを取りつけるなら、グルーガンが楽なんだろうけれど、…かつて、製本業をしていたときの、糊の熱さを嫌というほど知っているので、…なんとなく、ためらってしまうのです。本当は、DDのためにも、手にした方が良いんでしょうね…。

 スカパー!の京都チャンネルのカスタマイズクラブを見ていますが、鮮やかな手さばきに見とれてしまいます。
 でもさりげなく羨ましいのは、…あれだけドールが置ける空間があることかも知れません…。

 今、やってみたいこと。
 ドールの豪華なドレスを、どーんと落札してみたいということ。
 …でも、クリスマスのイベントまで、力を溜めます。
 

プラス?

2007年10月11日 樹羅の囁き
 割れ鍋には必ずとじ蓋があるという、発想の転換。

小さいけれど。

2007年10月10日 日常
 今、気になる単語「Agent Fee」。
 色々調べて…、まあ、「仲介手数料」…でしょうか?
 そのままなら分かるニュアンスが、日本語に置き換えた途端に、意図がずれてしまう。…ありがち。

 おやつに、名古屋土産の、大量のういろうを、ペリエと食べる。…甘いけど、…おやつというより、軽食な気分。白と抹茶が、好きだけど。そういえば、名古屋の名鉄デパート(?の、山本屋総本家の近くに、味噌カツの矢場トンが出来ていたとか。銀座にもお店があるけれど、やっぱり、名古屋で食べたいな…。

 問題は、京都土産の八つ橋も大量にあるということ。
 片方、味噌煮込みセットだった方が、楽なのに〜。
 それ以上に、「いちご味」の八つ橋が、…うーん、うーん…。

 最近、道端にどんぐりが落ちている。
 でも、周辺にどんぐりの樹がない。
 見えない、秋の運び屋がいるらしいです。

 MSDのテンションゴムの引き締めに、ちょっと苦戦。
 腰のパーツのかみ合わせが不安定な気もするのだけど…。
 私の引きの力が、足りないのでしょう。
 
 スズメは、時速36?で飛べるという。
 私も、…風を切ってみたい。

 晴れ渡る大空を横目に、…今日も、執筆。
 

どうにか。

2007年10月9日 日常
 朝の4時から、起こされたので、ずっとテレビの天気予報をかけ流す。
 うん。
 天気は、刻々と変化するものね。
 予報も、刻々と変化するようです。
 4時には、晴れると、言っていたのですが…。
 
 書き物を長時間すると、時々、自分の呂律が回らなくなるときがあります。言語中枢の麻痺なんでしょうか。

 幼天使「ゆき」には、もう癒されまくりです。
 天使風の衣を着せて、ピンクの珊瑚のハート型のネックレスをつけてあげる、親ばかぶり。これで、弓矢をもたせたら、恋のキューピッド風で、可愛いです。
 
 軽く言い合いをするたびに、首振りをやめる「のほほん族」。
 こいつはソーラー電池ではなくて、『相性判定機』だと思う。
 気紛れで、首を振りだすので、…ある意味、ユルい仕事ぷり。

 まだまだ、執筆中。
 潜水艦の各名称とか、図鑑で確認できるからいいけれど…。
 そういえば、いつかスカパー!でやっていた、豪華客船が出来上がるまでの特集は、とても面白かったです。
 全てが仕上がって、最後に船長がサインをして、自分の船にする瞬間…。感無量でしょうね。
 なによりも、クレーンで、本当に1階ずつ積み重ねて造っているというのが、驚きでした。
 神戸で見た、『飛鳥?』の出航式も格好良かったなあ…。
 日本丸も、堂々としていて、立派でした。
 船に長時間乗れない体質だけに、…憧れます。

 さてさて、仕事。

そして…。

2007年10月8日 日常
 京都のイベントも終わって、一息…。

 青い翼をつけた、幼SD「ゆき」の可愛さに、癒されています。今回も、彼の強運に助けられてしまいました…。感謝。

 用事のついでに、銀座の博品館で、「のほほん族」のオーシャン・ブルーを買いました。少しだけご機嫌そうに首を振っている姿が、特徴的ですが…。

 家について、テレビ台の上に置いて、早速ヤシの木陰でご機嫌な首振りをしてもらう。

 そのうち、彼が本気ぼけで連休を忘れて、仕事を残していたことが発覚。いきなりの、休日出勤確定で、ブルーな雰囲気に…。

 ふと、「のほほん族」に目をやれば…。
 揺れていない…。
 ソーラー式で、充分光が当たっているのに、ぴたりと止まっている。

 癒し系だけに、私の気持ちが分かるのでしょうか…。
 それとも、のほほんとしていられない修羅場に遭遇して、…単に引かれてしまったのか?
 置きものでも、気を遣うんだなあと、…一瞬人間臭さを感じてしまいました。

 私も、まだ仕事は残っているけれど、平日にまわして、休日は徹底的にお休み。

 前からだけど、DSアクアリウム・ペンギン版の育成無限地獄にはまり中。
 ふと見回すと、癒し系ばかり。

 どうでも、いいけれど、今週は二回も大安がやってくる。

 そんな小さな発見だけど、それでも得した気分になれる。

 前向きな気分で、船を進めましょう。
 夢でよく、有翼人になることがあります。

 天使のように、純白の翼が背中についているのですが…。
 『はばたき系』と『滑空系』の時があります。
 『はばたき系』は、形状はエレガントでスマート。
 『滑空系』は、広げた時に、身体の何倍もの長さがある、飛行機の翼のような堂々としたものです。
 だけど、夢だから、『滑空系』でも上昇気流なんか、気にしては飛びませんでしたが。

 でも実際、天使の絵とか見ると、…さりげなく気になったりしませんか?
 映画とか漫画とかで、上空ではまるで上昇気流にのっているかのように、円を描いているけれど、地上に向かってばさばさ降りてくる、というごちゃまぜ型のシーンは意外と多いかも。
 
 ふと思いたって、これを、自分の夢で実験してみたのです。
 円を描いて気流を掴みながら目的地に向かう、というのは、……目が回って、訳分からなくなります。反対に、スズメのようにずっとばさばさは、偉い肩が凝った感じが…。
 まあ、所詮は人間技ではないですけれどね。
 自分の結論からは、『滑空系』の方が、エネルギー的には楽であるということです。風にのれた感じが凄く、気持ちいい。
 これが、鳥の本と論理が一致するから、案外“夢で実験”も捨てたものじゃないかも知れませんよ☆

 おまけに、『龍』。…あの翼、大抵というか百パーセントコウモリ似。コウモリの飛び方は、かなり不安定な『はばたき系』ですよね。もはや、虫並。ただ、テラノドン似とかいうと、意外と『滑空系』。
 想像しませう。
 『龍』が、上空を旋回しながら、近づいてくるのと、せわしなくはばたきながら、やってくる姿を…。
 どちらも、似合わない!…というか、どちらも、怖い。
 飛ぶ姿も想像上の方が、似合う奴らだと、私は思います。
 
 そういえば、どこかの漫画で、有翼人を見事に虫系のはばたきで描いているのがあった。羽音も見事に、凄まじく騒音で表現していて、貫いているのも様になっていると、妙に納得してしまいました。

 うーん、エレガントな有翼のイメージというと、やはり鶴とか白鳥やサギなのでしょうかね…。
 個人的に、キューピッドサイズは、確実にフィンチ類な翼のイメージです☆

  ・ドールのこと・

 最後に、ドール。MSD4体に、お揃いの制服として、半ズボン系を夏中着せていたら、膝から下のパーツだけ微妙に黄変の兆しが…。管理に気合いを入れなきゃと思いつつも、…人間ぽさを感じて親しみがわいたり。人もドールも、紫外線はお肌の天敵です。

 見事に留守番になった、京都のドールイベント。あの、嵐山の空気で深呼吸できないのは残念だけど、来年は絶対力を溜めて、里にまとめてお迎えに行くのさ…!
 今回、お迎え予定は、幼天使『ゆき』。
 健康そうな、ノーマル肌を希望しますが…。
 瞳が、スモークオリーブでなくて、ローズウッドなのが、少々残念なのです。オリーブの方が、可憐なイメージがあるのだけど。
 まあ、どちらでも『ゆき』の愛らしさは変わりません。
 とにかく、ノーマル肌は百パーセント受注受付なのが、感謝です。ついでに、…会員になって、頑張ってくれている、旦那様にも、感謝(本当は、置いて行かれて、拗ねているんだけど)。

 ああ、秋生まれのヒナの季節…。
 本当は、飼いたいけれど、今はまだ、飼えない。
 ショップで、癒される、お手軽な私なのです。

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