読書三昧。

2003年6月1日
 相変わらずの夏日。スーパーに行ったら、例の如くお買い得商品が沢山あった。
 えーと、一個だけだと74P、三つだと2.50£?

 ……ちょっと待って、高くなっているぞ。

 時々油断がならないようです。

 自分の創作世界にもっとリアリティが欲しいこの頃。その心を踏まえてヴィクトリア時代前後を調べるのは、とても楽しい作業です。

 ロマン派からリアリズムへの移行、そして工業化時代に反発するように生まれるアール・ヌーボー。

 理性と想像、現実とユートピア。このせめぎ合いから生じるものを吸収したい。
 想像の世界が力をもって現実に形を成す課程をもっとよく知りたい。

 科学の視点から、美術の視点から、小説の視点から……。

 今はひたすら読むしかない。

夏日。

2003年5月31日
 今日はまさに夏。サングラスをかけて出ないと目をやられる程強い日差しでした。

 ハイ・ストリートにあるフィッシュ・アンド・チップス専門店に食べに行きました。久し振りに行ったら店内の壁を水色に塗り替えていた。水族館みたい。

 そのついでに近くのキャッスル・パークに行ったら、様々な薔薇が満開でした。ここの薔薇達はみな膝下くらいしか丈がないのですが、大輪の花を咲かせています。

 賑やかな音楽が聞こえると思ったら、air ambulanceのイベントやっていました。黄色い救急用ヘリコプターがとまっていた。そこから赤い絨毯を敷いて両脇に軍人らしき人達が直立不動で待っていたけど、どうも何かの名士らしきおじさんが首にメダルを下げて歩いていました。
 
 草原では皆寝転んでひなたぼっこ状態。今日のはかなり日焼けをしたと思う。
 川辺に出たら、カモが子連れで藻を食べたり泳いでいました。涼しげでとっても気持ち良さそう。
 お化け柳が揺れる川沿いの散歩コースを歩くと、雪のように白い綿毛が飛んでいる。花粉かと思ったら、タンポポの種子でした。凄い量だった。

 waterstoneの本屋で「ヴィトリアン」と「Queen Victoria at home」を買いました。読む方を頑張らないとな。なかなか、思うようには進みません。

 お散歩したら、元気が出てきた。
   

歯医者で倫敦2。

2003年5月30日
 明けた朝は快晴。今日は完全な夏日で、フランスでも28度程あるらしい。Moorgateの駅で降りて徒歩6分。
 平日のこともあって、ビジネスマンの人達が沢山歩いている。殆どの人がスーツにリュックで通っている。どことなくそのアンバランスな眺めが面白い。

 歯医者は立派な建物の地下にあった。日本人の応対で安心。待合室で、眠気と戦いながら情報誌を読んで待つこと1時間半。

 治療は全てが順調に進んだらしい。神経まで悪くなっていたようで、この一回の治療でレントゲンから神経抜くところまでやってくれた。


 さて、問題は、気になる代金。

 初診料約6千円に、レントゲン2枚5千円、そして奥歯の治療代とあわせて……4万5千円?

 うーん。ここは良心的をうたっているから、きっとまともにやるともっとかかるんだろうな、と思っていると、相方がこそこそと、「外で話そう」。?

 問題は、これからだった。

 奥歯は神経を抜いて、これからかぶせものをする。大まかに見積もりを出したくれたそうなんだけど……。

 えっ。総額45万円?!

 なにぃ?!

 かぶせるもの、そのものは14万強だから、もしかしたら、安いのかも知れない。

 しかし、恐るべし。

 I「これで、旅行は中止だね。ついてないなぁ」

 ……ふつふつと湧き上がるショックの嵐。

 再起不能です……。

歯医者で倫敦。

2003年5月29日
 相方さんの歯痛が酷くなったので、倫敦にある日本歯科グループに電話をして、翌日の朝一番で予約をとって急遽お泊りをしました。

 晩御飯はソーホーにある、お粥専門店でアワビと鶏肉のお粥を食べました。エビの辛し炒めもとても美味しかったです。
 そこは完全な中華街ゾーンで、3方に朱の門があり、お洒落な中華レストランやスーパーがあります。(お姉さんは覚えているかな?)レ・ミゼラブルの劇場から歩いてすぐの所にあります。
 夕刻ということもあって、大通りにはミュージカルのダフ屋が沢山いました。

 ユーストンにホテルをとって、相方さんは徹夜で試験勉強。私は急にすることがなくなって、なんとなくゴロゴロ。

 夜食などを駅で買い込んで、気ままに過ごしていました。sushiと書いたカリフォルニア巻きセットがありました。

 ……翌日の悲劇(?)を知らずに。
 

雲の上。

2003年5月27日
 今日はバンクホリデーだったようです。どうりで、お向かいの新しいアパートの工事屋さんがいないな、と思っていました。薄いカーテンがないために(自分でつけてはいけない)、開けていると、真正面から覗かれるので落ち着きません。

 テレビをつけたら日本の地震の話をやっていました。日本のニュースの映像を映したりして説明していたけれど、こういう時は必ずNHKの映像です。JSTV(NHK衛星放送)がUKにもあるからかな。

 相変わらず、童話を漫画で描く。目が疲れるのでどう頑張っても一日1ページしか進みません。

 文章と漫画だと、色々表現が違うので話の展開が変わってくる。どちらも一長一短ではありますが。
 視覚的な美しさの表現になると、ちょっとした仕草や情景にとても神経を使う。
 小説などの文章だと、これを詩のような言葉を用いて書くことで表現していますが、絵は一コマの中で印象的にいくか写実的にいくかで迷うことがあります。
 
 ふぅ。鉛筆で描いている時は自然に進むのにな。

 童話の感性を解き放つと、色々なものが目に入ってくる。洗剤の泡が描く虹色のドームの世界や、しゃんとしたバラの花弁がティーカップに見えたりする。夕暮れの空を並んで飛ぶカモ達の行方を思うだけで物語を感じる。

 そしてわけもなく、穏やかで思慮深い、鮮やかな空色に感動をする。

 言葉で語りだすと、また小説を書きたくなります。

描いて描く。

2003年5月26日
 最近のお気に入りはヴィクトリア・スタイルのケーキ。バターケーキにイチゴジャムを薄く挟んである、上品な甘さのケーキです。

 ……昨日、ダイエットするって書いたっけ。

 コミスタで童話書き三昧。カモの資料を探すも、なかなか気に入ったポーズのがない。百科事典を開いたら読み出して作業が進まない。
 ぐー。描いていると、紙と違ってPC画面に思わず顔を近づけてしまうので、目が疲れます。本気でスキャナー使うのを考えようかな。

 相方さんの具合が斜めなので少しくしょんぼり。心配で手につかないと言うと、「ちゃんと作るなら俺に左右されていたら駄目だよ」と言われる。
 私は、結婚しても付き合っている時からその辺は変わらないんだけどな。
 でもなんとなく、相方の言うことにも一理あるのかも知れないと思いました。
 
 気分転換にジャズを聴く。癒されます。やっぱりクロスビーの声がいいな。家の都合上、ヘッドホンで聴くことが多いので、こと耳に優しい声を好みます。

 先日「アール・デコ・ミュージック・コレクション」なるCDを相方が買ったので借りましたが、ストライクでお気に入り。でも、この時代というと、フレッド・アステアの全盛期なので殆どが彼の歌。彼のは買ったことがないので、購入するよい機会になりました。

 アステアの映画は昔見たけれど、生粋の気障男というか。でもタップダンスは凄い。計算されつくしている動きがやっぱり天才だと思います。彼はとても神経質でヒロインの靴まで指定していたそうです。
 しかし、彼の初期の映画は、必ず2枚目半なアステアとタップの上手な気の強いヒロイン(殆どジンジャー・ロジャース)に、何故か怪しげなイタリア訛の英語を話す端役、主人公と一緒にいる男がセットになっている。

 映像の中にあるリゾートホテルとかまさにアール・デコ。素敵な時代があったなあ、と今見てもみとれてしまいます。

 最近は色んなものに疲れるとジャズに戻ってくる。ディキシーかスタンダードばかり聴きます。

 夢から2歩下がった場所で、心地よいロマンに酔う。一粒の砂に宝物を感じる。
 それも、ファンタジー。

天秤。

2003年5月23日
 この頃、風邪ぽいのがなかなか治らない。騙しだまし栄養をとって昼寝を心がけているけど、ぼんやりしがち。

 昨晩は羊の脚一本をオーブンでハーブ焼きにしました。950gもありましたが、300gは骨の重さかも知れません。焼きあがるのに1時間半もかかりました。
 出来上がった羊は、表面はパリ、肉はふんわり、ナイフを入れると滴る肉汁がとても良い香りでした。サラダとポテトとビーツをつけ合せ
に、あっという間に二人で平らげてしまいました。

 少し前まで風邪ひくと桃しか食べられなかったのが嘘みたいです。今、引っくり返るわけにはいかない。意地が強くさせるらしいです。

 そして夜には校正作業。夜の10時を過ぎると昔から国語力が解放されるらしい(壊れるとも言う)。神経を注ぐために少しずつの進みですが、主人公パートの方が手入れが難しいことを発見。ここに課題を感じる。そう思うとファイトが湧きます。

 今は「緊張」と「癒し」の天秤で自分を支える。どちらに傾いても引っくり返る。
 

くすぐられる心。

2003年5月22日
 冬から温めている童話のために、色々修行中。楽典を読むのを再開したり、絵を描いたり……。ツクールで絵本な世界を作るために長期計画で修行。そのための道程は長い。

 そんなとき、姉とのメッセで犬の写真が。

 可愛いぃっ!

 チワワが、ピンクの服を着て、スポーツタオルの上で、プーさんのぬいぐるみを抱いて眠っているのです。両脚をそろえ、両手の間にしっかりとぬいぐるみを抱えて、無邪気な顔でぐっすりと眠っている。

 まさに天使。その愛くるしい寝顔に一発でハートを奪われました。お名前はさくらちゃんと言うそうな。

 早速、写生して絵の練習に。

 そして物語の中にチワワを取り込もうと考えたのでした。

 こまいことに追われて創作が深夜になりがち。夜は静かで集中しやすいのですが、朝が眠い。

 体力が戻ってきたので、小説の校正を徐々に進めています。ある意味こちらの方が緊張します。客観視しながら主観的に手を入れる作業。文章のスピードとか、場面の見直しとか、気の抜けない作業は続く。しかも読み返すと初めの手探りの文体が恥ずかしかったりする。

 ともあれ、丁寧にやります。

 旅心がうずくこの頃。気楽な静養旅行か文学散歩でもしたいな。この国で行っていない所もまだ沢山ある。ピーターラビットやプーさんやアリスの里……。
 関係ない(?)ですが、アリスの作者のルイス・キャロルというペンネームは、本名のチャールズ・ラトウィッジ(Charles Lutwidge)をラテン語化して左右を入れ替えて、それを英語の綴りに直した、ということは意外に知られていないらしい。いかにもアリスの作者らしい遊びですよね。
 
 国外も思案中。何にせよ、ご時世次第。アヌシーにも行きたいけどG8がある。治安はどうかなぁ……。パリにはあまり滞在したくない気がします。南を旅するならベルギーから乗り換えてリヨンまで下った方が早いらしい。

 時間のとれる日は決まっているので、どうも心の中はそわそわ。

 何といっても、家猫なので体力が心配なのです。運動しなきゃ。……ダイエットしなきゃ。

リス一回休み。

2003年5月19日
 溜まった疲れがでたのか、一日中冬眠していました(春眠かな)。

 ネクタリンとリンゴを山ほど買って来ました。こういう時はどうも桃ばかり食べます。桃が大好きです。
 最近はメロンや木苺や苺が山ほど売られているので、果物の誘惑におされ気味。ジュースも良いけど直接食べる方が好きです。

 心の中も一休み。体力調整しなきゃ。

計画中。

2003年5月18日
 色々な計画が進行中。その準備の調達のためにロンドンに行ってきました。
 
 ついでに公園をお散歩。鳥の巣が沢山出来ていました。人に慣れているせいか、すぐ近くの草むらに小枝を集めた巣を作って座っています。白鳥のヒナも灰色のふかふかの毛玉みたいで愛らしかったです。リスも沢山いて満足。

 しかし、今頃の季節は花粉や種子の嵐で凄かったです。風が吹くと目に入って最悪。うっかりすると飲み込んでしまいそうでした。

 ケンジントン公園(ピーターパンの像があるところ)には、馬用の道があります。その近辺の道路の信号機には、歩行者用、自転車用と共に乗馬用のがありました。乗馬のマークです。
 雨が降り出して湖岸のカフェでお茶。お陰で花粉と種子が飛ばなくなってすっきり。
 緑の並木道にベンチが並ぶ様は、良き時代の絵のようです。

 夜はちょっと奮発して日本料理屋に。久々に食べた焼き鳥のふっくら感が忘れられません。お店で話していると、日本にいるような錯覚をおこします。
 
 ロンドンの街中から裏通りに入ったところに、紳士服街があるのですが、タキシード専門店に目が釘付けになりました。
 そこの壁には、大正時代の日本の王室御用達を示す宮内省の文が飾られていました。その店の歴史を記した本が売られていて、とても欲しいのですが、中に入るには敷居が高そうです……。
 それぞれ地下が仕事場になっていて、仕立て屋街という感じでした。

 歩くたびに色々見つけて面白いですが、でもコルチェスターに帰って来ると、やっぱりほっとする。この静けさに癒されます。
 

雨降りの日。

2003年5月17日
 冷たい雨と風の日でした。ドット絵の練習をしました。

 テレビでロビーウィリアム(歌手)の特集を見ました。まだ20代で20億円の豪邸とは。スターは規模が違う……。国外の知名度はあまりなさそうだけど、国内コンサートのチケット65万枚が一日で売り切れたのは凄いかも。
 彼がクリップではいたトラマークのパンツがオークションで取引されていた。……それに大枚をはたくとは、世の中色んな人がいるのね。

 何となく湿気でだるかった日でした。

ふわふわ。

2003年5月15日
 最近は一日一回は雷が鳴ります。にわかに風が強くなり、小雨が降りだし、雷雲が昼間の空を暗く覆う。
 そして嵐の後は雲ひとつない青空。一種の梅雨みたいですね。
 天気図を見ていると前線が滅茶苦茶なので(大抵渦を巻いている)どんな天気でも来い、という気になります。

 そんな空を見ながら、そわそわ。郵便屋さんを待って午後から出かけるつもりでした。天気も一通り過ぎて後は小包の到着だけだったのに。
 ……来なかった(涙。Parcel Force、許すまじ。

 縫い物とか本棚の改良とか細かい作業で時間が過ぎる。溜め込んだヴィクトリア時代の資料を辞書片手に黙々と読む。
 ……でも来なかった(涙。

 すっかり拗ねた夕暮れ。活力つけに海鮮キムチラーメンを作ったら、美味しくてご機嫌になりました。

 ふぅ。焦らず、気張らず。当分ふわふわな自分でゆっくり歩こう。「slowly but steady」。ゆっくり、確実に。

 リスを後ろから見るとガニマタで踏ん張っているのが可愛い。

自分のリズム。

2003年5月14日
 一日かけて大掃除。久々に家族とも沢山お話しました。本当、国際電話料金を考えるとメッセは便利ですね。

 色々な話を聞いて考えていた。仕事をしている人から見れば、自分で時間を管理するというのは贅沢だとは思う。逆に社会性とか生活の哲学等を意識的に心に働きかけて自問自答を繰り返し、振り返っていかないと、確実にずれていくような気がして怖い。

 相方は働いていて、ここで学生に戻ると急に時間が自分の手の中に戻ってきて仕切り辛いという。忙しさの合間にもふとそう思うらしい。

 この今の立場で出来ること。ともすれば無限な課題に潰される。家庭だろうが研究だろうが創作だろうが、そこにある課題は恐らく死ぬまで尽きることがないだろう程、ある。
 
 働いている人が空いた時間にやりたいこと。自分は一日のほんの数時間しか使っていないのではないか。
 
 一日に出来ることは、本当はもっと沢山あるのかも知れない。気づかずに消費しているのかも知れない。失われていく時間の中で、自分はどれ程精一杯生きることが出来るだろうか。

 生活リズム。自分のリズム。
 時には自分で自分に厳しくしないと崩れそうなリズム。

 緩急でほっとしたり、引き締めたり。ほっとする時間が贅沢と言われる時、少しく悲しみを覚える。

 小説の校正を開始。表現描写は3部の様子で考えたいと思います。
 「窓の中の物語(かな)」のソフトがHP上でも開けたらなぁと思う。ミストみたいに古文書とかを広げて読む形の画面が好き。

心のブレーキ。

2003年5月13日
 今日は天気の変わりやすい日でした。空を見上げると、気圧の谷でもあるのか、一直線に青空の溝があって、左が入道系の白い雲、右が真っ黒な雨雲になっている。
 案の定、雷雨が通り過ぎていきました。

 湿気には、本当に弱いリスです。

 五月病とか湿気に弱いとかは膵臓に影響があるのだそうですね。インシュリンとか出すところ。糖分のめぐりが悪いのかな。

 焼肉のタレを調合するのに凝ってみる。クセになりそうです。

 気圧の狂う日。こんな日は本当、動きが鈍いです。
  

タイ料理屋。

2003年5月12日
 アトムの特集を読みました。確かに、小さい頃テレビで白黒版を見た。仏でも見ました。
 記憶に残っている話というと、ラストシーンと、保父さんのロボットの話。
 割と見目良い保父さんロボットだけど太陽電池の為に、悪者と戦っても曇るたびに止まってしまう。ボコボコにされても必死で子供達を守る姿が子供心に「良い人?だな〜」と思っていました。アトムが助けに来てハッピーエンドでした。
 手塚もので好きなのは「ユニコ」と「リボンの騎士」かな。「火の鳥」も印象強いし、「どろろ」もお兄さんが格好良かった(←細かい)。
テレビで一番見たのは「ジャングル大帝」ですね。
 今読むと、また印象が違うのでしょうね。

 この頃、香草やハーブを使うことが多いと思う。スープ等に気軽にミックスハーブを振りかけるし、羊を焼く時にはローズマリーが欠かせない。余談ですが、ローズマリーは勇気や活力をもたらすとして、中世では婦人が騎士にローズマリーをそっと手渡したりしていたそうです。

 今日はタイ料理屋さんを開拓して来ました。外から見ると古いノルマンディー調の住宅ですが、店の中はドラゴンの噴水やら彫刻の施された欄間やら、とってもタイ風レストラン。地元の人で賑わっていました。
 地方にしては珍しく値段が高めで量が上品でしたが、味はとても美味しかったです。
 5種の前菜、チキンのレッドカレー、ビーフのグリーンカレー、トム・ヤム・クン(あまり辛くなかった)、フルーツチャーハン。

 店の熱気と喧騒から一歩外に出ると、ぽっかりと銀色のお月様。
 影を落とす静かな街路樹の香りが、爽やかなデザートになりました。 

心遊ぶ。

2003年5月11日
 徹夜ハイの波が過ぎて、ごろごろしたり、ちょっと休日モード。
 細かい思考を一時停止して気晴らしにゲームでもしてみる。

 気晴らしゲーム:「ピーターパン」(PS)。
飛び方が好き。夢で飛んでいるのと似ているかも。入手するムービーはアニメ映画の1シーン。グラフィックはディズニーアニメぽくて綺麗。ディズニーブルーは好きです。絵の曲線が滑らか。飛んでいるからアクションなのにゆったりしているけど、「遊んでいる」という感触が良いかも。ピーターパン好きにはいいかも。ティンクが可愛いです。

 ディズニーランドに行きたくなりました。別世界で遊ぶのは好き。

 動物のぬいぐるみを使った「どーぶつもの」の物語をラクガキする。
 名前。鳥(緑のインコ):オリーブ
    犬(ゴールデンレトリバー):ワッフル
    猫(長毛種。青銀にクリーム色のメッシュ);シャンティ
    リス(アカリス):ナッツィ

 ……全部食べ物系。ちなみにナッツィがnuttyなのは危険。くるみ頭でも愛嬌にしよう。

 動物といえば「スチュアート・リトル2」を見ました。鳥が頬の肉をあげてググッと微笑む顔に爆笑。鳥飼っていましたが、彼等があんな風に微笑む顔を想像するとまた笑えます。
 カーシネマでネズミとデートしてるし。

心静かに。書く。

2003年5月9日
 今日は相方のお手伝いで図書館から借りた本をひたすら消しゴムかけ。ふー。

 どうにか小説のスランプからは抜け出せそう。時には思い切りがいる。2部後の話はそのままでどうにかラストまでもって行こうと書き始める。切欠は音楽。やっぱり音楽はよい友達です。

 ちょっと内面。全て樹羅の中のことで。
「強くなりたい。心から。小さな悲しみも、大きな苦しみも、やりきれない孤独も、全て手の中で包み込めるような。忘れる力で癒されるだけでなく、消化する力が欲しい。
 再び訪れる大きな不安に負けないような。月の満ち欠けのように戻って来る心の中に、戻らない時を刻みつつけるのではなく。
 一度しか咲かない花。一度根元から切り倒した木。それらが気が着けば強い生命力を持って蘇るように、更に大きく強くなる自分になりたい。
 地から伸びる手が雲を掴んで光が現れるように。 」
 
 蘇る様々な感情や感性が動揺させるのです。

 心、静かに。
 今日はバンクホリデー。大学の図書館まで歩いて行きました。まるで初夏のような暖かさ。途中、ベリー系のような白い花が雪のように咲いていて、とても綺麗でした。

 道路から外れて草原の中の小道に。青紫の小さな花に、点々と太陽の光が零れたような黄色の花が混じっている様は絵のようでした。
 大学構内の草原には小うさぎが沢山いました。草原と樹木を揺らすそよ風までもが緑に見えて眩しかった。
 池の端では小鴨が沢山遊んでいました。花畑に鳥がお腹をつけて日向ぼっこをしているのってとっても可愛いですね。

 試験期間ということもあって構内は人が沢山いました。構内のスーパーで韓国のインスタントヌードルをGet。凄く辛いのですが、美味しいんですよね。やっとまともなオイスターソースも見つけました。

 むずむず。今晩は創作向き。書こう。
 童話も書いちゃおうっと。

 何故か色んなポーズのリスを描いては相方の勉強部屋に貼っています。


>すーぷら様
 大丈夫?いってらっしゃい。というか、題名変えレ。……帰ってきたら、もう一遍変更方法書くね。書くぞ。

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